産業用ロボットを用いた非接触座標測定システムに関するJIS制定
配信日時: 2026-03-05 10:00:00
3次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化システムを展開するリンクウィズ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:吹野 豪、以下「リンクウィズ」)は、産業用ロボットを用いた非接触座標測定システムに関する標準化を提案し、新市場創造型標準化制度を用いたJIS(日本産業規格:Japanese Industrial Standards)制定に向けて取り組んできました。この度2026年2月20日に経済産業省より 日本産業規格(JIS B 7446-1)として制定され、公示されましたのでお知らせいたします。
1.JIS制定の背景と目的
製品検査室で用いる三次元座標測定機の性能評価方法については、JIS B 7440シリーズが制定されていますが、産業用ロボットに非接触センサを取り付け、三次元座標計測をする方法についての標準化は行われていませんでした。
産業用ロボットを用いた非接触座標測定システムに関するJISは、自動車部品などの製造設備として広く用いられている産業用ロボットの繰り返し動作の位置再現性の高さを利用して非接触に対象物の三次元座標測定を行うものです。
主なメリットとして、製品検査室ではなく製造ライン上での測定が可能であることや、検査数やその内のNG数、寸法値等のデータを自動で記録し蓄積させることで生産性や寸法値の傾向の分析が可能となります。また、検査という同じ動作を繰り返すという工程において産業用ロボットが得意とする領域と人が苦手とする領域に対して安定的で定量的な評価を実施する事が可能になりました。広範なロボットとセンサの組み合わせに適用可能な技術であり、JIS制定によって、自動車業界を中心としたあらゆるモノづくり現場の検査工程で省人化、高精度化の品質管理が可能となり、生産性や品質を向上させるDXに繋がることが期待されます。また、ロボットメーカ各社にとっても寸法検査ロボットを製造現場へ提案する事で更なる事業拡大に繋がるものであると考えます。
2.今後の展望
現在、物価高、人手不足、働き方の多様化などで人的リソースの確保に困っている現場は日本だけにとどまりません。人手不足という意味ではほぼすべての先進国がこの問題に直面をしています。また現在市場成長が著しいグローバルサウスにおいても検査という専門的でかつその判断が品質と直結する工程での人材確保が難しくなっています。
今回提案し制定されたJISは、前述の課題を解決する具体的な手段として、産業用ロボットを有効に活用し、定量的で定性的な評価を安定して行うための基準となることを意図して新市場創造型標準化制度に提案をさせて頂きました。
弊社製品の検査用ソフトウェア「L-QUALIFY」は、このJISにより、今まで高額な測定器では対応ができず、また手動のノギスやマイクロメータでは測定が困難であった量産現場において、新たな品質保証を実現する革新的ツールとして、より一層その価値を発揮します。リンクウィズは、「L-QUALIFY」の提供を通じて、この日本でできた工業規格を日本のみならず世界中の製造現場で活用いただけるよう取り組み、当社のミッションである「人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」を実現していきます。
3.リンクウィズについて
会社概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/53606/table/21_1_fa4ae935669d645a1ec152194d434720.jpg?v=202603050115 ]
本件に関するお問い合わせ
URL:https://linkwiz.co.jp/contact/
Mail:contact@linkwiz.co.jp
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