アサヒ飲料と岐阜市「ペットボトルの水平リサイクルの実施に関する協定書」を締結
配信日時: 2026-01-13 15:40:00
「ボトルtoボトル」でペットボトルの循環利用を推進
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)と岐阜市(市長 柴橋正直)は1月13日に「ペットボトルの水平リサイクルの実施に関する協定書」を締結しました。本協定に基づき両者は協働で、岐阜市の家庭から回収された使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生して飲料容器として再利用する「ボトルtoボトル」リサイクル事業を開始します。
「ボトルtoボトル」は、石油由来のペットボトル素材を調達し製造する場合と比較して、CO2排出量が少ないペットボトルのリサイクル法です。リサイクル時に発生する残渣を少なくするため、「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」と「ケミカルリサイクル(化学的再生法)」の2つの手法を組み合わせています。メカニカルリサイクルの工程で発生する『残余物※』をケミカルリサイクルすることで、メカニカルリサイクルのみの場合を上回るリサイクル率を目指します。
今回の取り組みでは、汚れの多いペットボトルもリサイクルできる技術を持つ事業者をリサイクラーとして指定することで、岐阜市の使用済みペットボトルへのリサイクル率を一段と向上させ、持続可能な資源循環型社会の実現を図ります。
※ペット素材を多く含むパウダー状のもの
<参考>
■メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせ
メカニカルリサイクルは、回収したペットボトルを高温で溶かして異物を取り除いてペット樹脂を再生する手法です。ケミカルリサイクルは、ペットボトルを分子レベルにまで化学分解して不純物を取り除き、新たな再生ペット樹脂とするものです。ケミカルリサイクルの方が高品質の再生ペット樹脂が出来上がりますが、コスト面では大がかりな分解設備などが不要なメカニカルリサイクルの方が優れているとされます。
アサヒ飲料は、メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせにより、リサイクル率の向上を目指しています。
■リサイクル工程における残渣と残余物
メカニカルリサイクルではリサイクルの工程で約20%の残渣が発生しますが、そのうち5~10%の残余物はペットボトル以外のものへのリサイクルが主となっています。残余物の一部にはペットボトル素材が含まれているため、残余物もペットボトル原料に再生することで、効率的かつ持続的なリサイクルが実現できます。
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