労働災害の97.6%を占める「不安全な行動」をAI技術で防止。 階段昇降安全AIカメラ「Human Sensing AI」販売開始

プレスリリース発表元企業:JFE商事エレクトロニクス株式会社

配信日時: 2025-10-15 11:00:00

~JFEスチール・Lightblue社共同開発、リアルタイム検知で労働災害ゼロを目指す~



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JFE商事エレクトロニクス株式会社(本店所在地:東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル
6F、代表取締役社長:柳澤 孝彰、以下:J商エレ)は、JFEスチール株式会社(本店所在地:東京都
千代田区内幸町二丁目2番3号、代表取締役社長:広瀬 政之、以下:JFEスチール)と株式会社
Lightblue(本店所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目3-6 CIRCLES御茶ノ水 5階、代表取締役:
園田 亜斗夢、以下:Lightblue社)が共同開発した「階段昇降安全AIカメラ」の販売を2025年10月より開始いたします。
本システムは、労働災害発生原因の97.6%を占める「不安全な行動」をリアルタイムで自動検知し、
即座に注意喚起を行うことで労働災害の未然防止を実現します。
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■開発背景|労働災害の97.6%は「不安全な行動」が原因

厚生労働省の統計によると、労働災害発生原因全体のうち97.6%が労働者の不安全な行動に起因しています。特に工場や建設現場における階段での転倒・転落事故は重大な災害につながる危険性が高く、予防対策が急務となっています。

JFEスチールでは労働災害を減らすために工場での安全行動(基本行動)の徹底を図っておりましたが、従来の一方的で画一的な「アナウンス」では限界がありました。

こうした課題を受けて、AI画像解析技術を得意とするLightblue社が保有する、人にフォーカスした
画像解析「Human Sensing」技術とJFEスチールの労働災害防止ノウハウを融合し、階段昇降時の
安全行動を高精度に自動検知する革新的なAIカメラの開発に成功いたしました。

■製品詳細|3つの不安全行動をリアルタイム検知

「階段昇降安全AIカメラ」は、骨格検知・姿勢推定技術を活用し、階段昇降時の以下3つの不安全行動をAIカメラ本体だけで高精度かつリアルタイムに自動検知します。
【3つの不安全行動・検知項目】
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手摺保持 - 手摺を適切に持っているかを検知

昇降速度 - 走って昇降していないかを検知

昇降方法 - 一段飛ばしで昇降していないかを検知



【主な特長】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104445/30/104445-30-3eceeea908b766ebb396084bb12894b1-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
即時性
不安全行動を検知した瞬間にIPスピーカーで注意喚起する抑止効果

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104445/30/104445-30-fd585fba84b624fdc76e3e748a07e9b4-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
簡単設置・簡単設定
エッジ側のカメラでAI処理するため、簡単に現場設置ができ、専門知識不要でエリアなどの各種設定が可能

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104445/30/104445-30-1d774a4ab214b0901612f70c52f50878-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
振り返り機能
CSVデータと映像を照らし合わせて後から状況確認が可能



■各社の役割分担|技術・ノウハウ・販売力の最適な組み合わせ

 本システムは、AI技術のLightblue社、製造現場の安全ノウハウを持つJFEスチール、
 販売・サポート体制を担うJ商エレの3社が、それぞれの専門領域を活かした役割分担により
 実現しました。

 ■Lightblue:AI画像解析技術「Human Sensing AI」の開発
        AIカメラへの機能拡張ソフトウェアとしての組込・技術サポート

 ■JFEスチール:安全要件の策定・労働災害防止ノウハウの提供・実証フィールドでの検証
 
 ■J商エレ(映像データソリューションチーム):システムの販売・顧客サポート・保守サービス

■今後の展望|AI技術との融合で予知保全機能を強化

J商エレでは、製造業であるJFEグループの一員として、製造業の課題解決に貢献できる製品の開発を
目的に、今後はAI技術との融合による予知保全機能の強化や、IoTプラットフォームとの連携による更なる付加価値の創出を進めてまいります。
J商エレは、今後も「映像データソリューション」の提供を通じて重要インフラの安全運転と事故防止を支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【会社概要】

社名:JFE商事エレクトロニクス株式会社
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル6階
代表取締役社長:柳澤 孝彰
設立:2004年10月
HP:https://www.jfe-shoji-ele.co.jp/

<事業内容>
・各種半導体製品の設計開発から生産までのトータルソリューションの提供、
 および周辺機器の販売・商品企画等
・電子部品の実装・組立・検査等の装置、および周辺機器・関連システムの販売・据付・保守等
・産業用洗浄装置および多種洗浄剤の販売・保守等
・工場の自動化・スマート化に貢献する製品やソリューション等の販売・保守等 
・情報処理サービス、および情報提供サービス業

【本件に関するお問い合わせ先】
JFE商事エレクトロニクス株式会社
TEL:03-5203-6289
DX事業推進センター 映像ソリューションチーム:smart-factory@jfe-shoji-ele.co.jp
デジタルマーケティング室:marketing_team@jfe-shoji-ele.co.jp

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