爪の異常と乾癬性関節炎の関節病変の関連を解明
配信日時: 2025-10-14 13:23:16

―患者負担の少ない診断・管理法の実現に向け前進-
東京慈恵会科大学皮膚科学講座の延山嘉眞教授らの研究グループは、乾癬性関節炎における指趾の関節の状態を反映する爪の変化を初めて同定しました。
今まで乾癬性関節炎に爪の異常が合併することは知られていましたが、どのような爪の異常がどのような関節の変化と関係しているかは不明でした。今回、特定の爪の変化が指趾の関節を構成する骨変化と正の関係、骨周囲の組織の炎症と負の関係にあることが初めて明らかされました。これにより高度な画像検査をしなければ困難とされてきた関節の状態の把握が、爪を観察することによりある程度、推定が可能になりました。この成果により、高度な画像検査装置をもたない医療施設における診療レベルの向上に寄与することが期待できます。
本研究の成果は2025年10月13日、Clinical Rheumatology誌に掲載されました。
研究の成果:
乾癬性関節炎を有する106指趾の解析をした結果、特定の爪の異常について以下のことがわかりました。
爪甲点状陥凹:他の爪の異常に比べて、有意に単独で存在する頻度が高いこと、および、統計学的に爪の正常な状態に一番近い関係にあること。
爪下角質増殖、爪白斑、爪甲横溝、および、爪甲崩壊:指趾の関節部における骨の変化と正の関係があること。
爪下角質増殖、爪白斑、爪甲点状陥凹、および、爪甲剥離:指趾の関節部における骨周囲組織の炎症と負の関係があること。
以上の結果より、これらの爪の異常が関節変化の簡便なマーカーになる可能性が示されました。今後は、高度な画像検査装置をもたない医療施設における診療レベルの向上に向けて、全国的に啓発する予定です。
メンバー:
・東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座講座 講師 太田真由美
・東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座講座 教授 延山嘉眞
・東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座講座 講座担当教授 朝比奈昭彦
本件に関するお問合わせ先
学校法人慈恵大学 広報課
メール:koho@jikei.ac.jp
電話:03-5400-1280
関連リンク
慈恵大学 プレスリリース一覧
https://www.jikei.ac.jp/press/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
スポンサードリンク
「技術・テクノロジー」のプレスリリース
- 【横浜市立大学】小学生・ティーンズ(中学・高校生世代)向け事業 図書館で夏休み06/26 14:00
- 遺伝子制御の基盤となる新しい規則を発見06/26 11:20
- 日本で流行している非結核性抗酸菌を対象とした必須遺伝子の網羅的同定に世界で初めて成功06/26 11:05
- 「技術・テクノロジー」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- TAKASAKI CITY ROCK FES. 2026 開催結果のご報告06/28 21:30
- スケッター、相模原市と協定締結 自治体連携30ヶ所突破06/28 16:48
- ひとり参加OK、予約した時間にゲームを楽しむ。DPC KOBEが7月前半オープンプレーを多数開催06/28 16:45
- 『フルメタ』賀東招二が贈る新作ロボットライトノベル『機動転生』主人公メカ〈レイダス〉の18m級広告を出現させるクラウドファンディングが7月4日(土)より開始!&さらにメインビジュアルも公開!!06/28 16:00
- 定期テストから受験・英検(R)対策まで。ネイティブキャンプ、『中高生のためのオンライン英会話』の公式サイトをオープン06/28 16:00
- 最新のプレスリリースをもっと見る
