伏線回収が泣けるミステリー。辻堂ゆめ『君といた日の続き』(新潮文庫)7月29日(火)発売!
配信日時: 2025-07-29 18:00:00
彼女の正体を知ったとき、タイトルの「君」の意味を知ったとき、涙があふれ出す。時を超えて愛がつながる、ひと夏の感動物語。
2014年東京大学法学部在学中に『いなくなった私へ』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞し、デビュー。2022年『トリカゴ』(創元推理文庫)で第24回大藪春彦賞受賞。新川帆立、結城真一郎などの同世代ミステリ作家にも多くの影響を与えた実力派ミステリー作家・辻堂ゆめによる、記念すべき20作目が、デビュー10周年の本年、待望の文庫化。
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「パパ、だいすきだよ。」彼女の正体を知ったとき、涙があふれ出す。「伏線回収」が泣ける! ひと夏の感動ミステリー。
長い雨の切れ間に、女の子を拾った。少女はずぶ濡れで、記憶を失っていた。「ここ、どこ?」ちぃ子と名乗るその少女はどうやら1980年代からタイムスリップしてきたらしい。ちぃ子はなぜ僕の前に現れたのか、はたして元の時代に戻れるのか、そして封印された記憶に隠された真相とは――。娘を亡くした父親と、両親のいない少女の、コロナ禍での奇妙な「夏休み」がはじまる――。すべての伏線がつながったとき、時空を超えた愛の物語が浮かび上がる、号泣必至のミステリー。
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荻原浩さん絶賛
「読み返さずには、いられない。優しくて、面白い。いい小説だ。」
荻原浩さんによる書評はこちらから
著者紹介:辻堂ゆめ(ツジドウ・ユメ)
1992(平成4)年生れ。神奈川県藤沢市辻堂出身。東京大学法学部卒業。2015年、『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、『いなくなった私へ』でデビュー。‘21(令和3)年『十の輪をくぐる』で吉川英治文学新人賞候補。’22年『トリカゴ』で大藪春彦賞受賞。他の著作に『卒業タイムリミット』『あの日の交換日記』『僕と彼女の左手』『二重らせんのスイッチ』『二人目の私が夜歩く』『ダブルマザー』などがある。
書籍データ
【タイトル】君といた日の続き
【著者名】辻堂ゆめ
【発売日】2025/07/29
【造本】新潮文庫
【定価】880円(税込)
【ISBN】978-4-10-106241-9
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/106241/
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