ポーラ美術館、フェリックス・ゴンザレス=トレスの代表作《「無題」(アメリカ #3)》を新収蔵・初公開
配信日時: 2024-07-24 14:00:00
90年代以降の美術史における重要作を7月24日(水)より初公開
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、フェリックス・ゴンザレス=トレス(1957-1996)による代表作、《「無題」(アメリカ #3)》を新たに収蔵しました。7月24日(水)より、「ポーラ美術館コレクション選」にて初めて公開いたします。
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フェリックス・ゴンザレス=トレス《「無題」(アメリカ #3)》1992年 42個の電球、磁器ソケット、電気コード サイズ可変 ポーラ美術館 Photo : MASAYA KUDAKA
ポーラ美術館は、近代から現代までの作家による優れた作品の収集・展示に取り組んでいます。今回のゴンザレス=トレス作品の新収蔵は、当館の戦後アメリカ美術のコレクション(抽象表現主義からミニマル・アートへの流れ)と、その後の現代美術への展開との間をつなぐ、重要な位置を占めるものとなります。
■新収蔵作品について
《「無題」(アメリカ #3)》(1992年)は42個の電球が連なる電気コードによって構成された「ライト・ストリングス」と呼ばれる作品のシリーズで、キャンディのシリーズに並ぶフェリックス・ゴンザレス=トレスの代表作のひとつです。彼の手がけた他の作品と同様、電球は身近にある一般的なものが使用されており、寿命が尽きると交換されます。このシリーズは、1991年に作家の恋人がエイズで亡くなった直後から、自身が同じ病でこの世を去る約1年前までの数年の間に制作されたもので、時間とともに消耗していく電球は、命の終わりや喪失を暗示しています。
一方で、寿命が切れる度に電球が交換されることで、作品は再生を繰り返しながら永続的に存在し続けます。一つひとつの生に与えられた有限の時間と、生と死の連続の中で見いだされる永遠の時間を、静かに鑑賞者に問いかけます。
電球という、誰もが生活の中で関わりを持つ身近な素材を用いた本作品の設置方法には、きまりがありません。作品は他者の介入を受け入れることで、対話へとひらかれています。
■フェリックス・ゴンザレス=トレス(1957-1996)について
1957年、キューバ生まれ。主にニューヨークで活動。ミニマリズムなど1960 年代に隆盛したさまざまな動向の手法を引き継ぎながら、電球や時計、鏡やキャンディなど身の回りのものを用いて、観客の参加を促す作品や、街中の看板を利用した作品など多様な作品を制作。ゴンザレス=トレスの作品は明快・詩的でありながら極めてラディカルであり、ミニマリズムの文脈にとどまらず、むしろその動向に再解釈を与えた。1990年代以降の美術史において最も重要な作家の一人であり、早逝後も、今日にいたるまで多くの後進に影響を与え続けている。
「ポーラ美術館コレクション選|印象派からリヒターまで」
会場:ポーラ美術館 展示室3
会期:12月1日(日) まで
■同時開催展
フィリップ・パレーノ:この場所、あの空
Philippe Parreno: Places and Spaces
会期:2024年6月8日(土)-12月1日(日) 会期中無休
会場:ポーラ美術館 展示室1,2,5,屋外
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
協力:株式会社イースタンサウンドファクトリー、ヤマハ株式会社、
株式会社ヤマハミュージックジャパン、エスター・シッパー
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画:鈴木幸太(ポーラ美術館主任学芸員)
近藤萌絵(ポーラ美術館学芸員)
展覧会特設サイト:https://www.polamuseum.or.jp/sp/philippe-parreno/
■ポーラ美術館について
2002年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も収集・展示し、同時代の表現へと展望を拡げている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。
開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人¥2,200/大学・高校生¥1,700/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人および付添者(1名まで)¥1,100 ※すべて税込 団体割引あり
所在地︓神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
TEL︓0460-84-2111
公式ウェブサイト:https://www.polamuseum.or.jp/
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