約100年ぶりに復活を果たした藍染の染料「佐野藍」を紹介するWebサイトがオープン

プレスリリース発表元企業:NPO法人ZESDA

配信日時: 2024-05-23 22:33:30

栃木県佐野市の佐野藍復活プロジェクトは、市内で生産されている藍染原料の藍草と染料のすくも*の生産について紹介するwebサイトをオープンしました。*佐野市で生産されるすくもを「佐野藍」と呼んでいます。



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佐野藍により染められた正藍染生地
江戸後期には多くの藍農家が存在した栃木県佐野市(旧安蘇郡田沼町)において、一度途絶えた藍草から作られる藍染の染料すくもを「佐野藍」として地元有志が約100年ぶりに復活させてから10年が経ちました。このたび、「佐野藍」についてより多くの方に知ってもらうため、佐野藍復活プロジェクトはウェブサイトを新設しました。
https://sano-blue.jimdosite.com/

佐野藍の背景
佐野市の旧安蘇郡における「藍」の歴史は古く、江戸時代から明治30年代までは藍葉を買い入れて藍玉(すくも)に加工する安蘇郡藍同業組合員が61名在籍したとの記録があります。佐野市の偉人、田中正造も藍玉作りにより資金を蓄えたと言われています。しかし、明治37年に安価な合成藍が輸入されたことをきっかけに日本の伝統的な正藍染めは衰退の道をたどり、佐野市からも藍は消滅してしまいました。
100年以上も前に滅びた佐野藍を復活させようと、佐野市民の有志が立ち上がり2012年から佐野藍復活プロジェクトが始まりました。
同市の藍染師 故大川公一氏を中心に藍農家6軒によって藍草の栽培からすくもを作り、そしてついに伝統的な正藍染めの復活を果たしました。
この藍染の原料を作る活動は、現在も佐野市内で脈々と続いています。
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下彦間町に広がる藍畑
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刈り取られた藍草を乾燥させ、葉の部分のみを丁寧に分ける
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藍草を高温で自然発酵大きな手間暇をかけて作られるすくも春の種蒔き後、真夏に刈り取られた藍草はすくもとなる葉の部分のみを手作業で丁寧に選り分け、冬の間約100日間、毎日天地を返しながら高温で発酵させることで、藍染の染料となる「すくも」が完成します。佐野市で生産されたすくもを「佐野藍」と呼んでいます。



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2度の刈り取り後、きれいな花を咲かせる藍草。次のシーズンに向け、採種される
佐野藍による藍染
佐野藍は、市内で日本古来の藍染製法である「正藍染」を行う工房(正藍染 大青 佐野工房-閑馬町)において藍染生地となっています。
製造量はまだ多くありませんが、この生地は日本国内で販売されているほか、最近では日本の伝統素材を海外のデザイナーに繋げる活動を行う一般社団法人SAKURA COLLECTION(代表理事:田畑則子)のプロデュ-スにより、ミラノコレクションにも出展を果たしているイタリアのファッションブランド「Florania (Instagram: