STB不要のサイネージシステム「NeoSign2」をテルミックネオが発表
配信日時: 2024-04-12 10:00:00

株式会社テルミック(本社:東京、代表取締役:大蘆泰弘)の新規開発プロジェクトであるテルミックネオ(プロジェクトマネージャー:高田裕之)は、デジタルサイネージには必須であったSTB(セット・トップ・ボックス)を使わないネットワーク形式のサイネージシステム「NeoSign2」を開発した。「NeoSign2」はWebベースのサイネージマネージメントシステムで、複数台のディスプレイを1台のPCでコントロール。クライアントのディスプレイはAndroid搭載モデルで、内蔵のブラウザを使って画像を表示する仕組みです。ディスプレイにSTBを設置する必要がないため、STBにかかるコストを削減できる他、STBを使用するためのクラウドシステムの利用も不要です。テルミックネオでは、このシステムのほか、サイネージ機器の販売・設置・メンテナンス等、トータルでの取り扱いを行っています。
●Android OS内蔵ディスプレイを使い、STB不要のシステムを開発
テルミックネオは、Webベースのサイネージシステム「NeoSign2」を開発し、2024年3月12日~15日まで東京ビッグサイトにて開催されていた店舗総合見本市「JAPAN SHOP」にて発表し、4月1日より本格的にサービスの提供を開始しました。
「NeoSign2」最大の特徴は、複数台のディスプレイとサーバー用PCを直接つなぎ、ディスプレイのコントロールが可能なこと。これにより、通常、デジタルサイネージシステムには不可欠とされていたSTB(セットトップボックス)を使わずに、表示画像の変更やタイムスケジュールの設定を行うことができます。
これまで、デジタルサイネージシステムを組むには、各ディスプレイごとにSTBを設置する必要がありました。家庭のテレビを想像してもらうとわかりやすいですが、映像を映すにはアンテナに取り付けたケーブルを挿し込んだり、DVDプレイヤーなどの映像機器を取り付けたり、最近ではサブスク用のストリーミングデバイス等を取り付けることで、初めて映像を楽しむことができます。このケーブルやプレイヤーにあたるのがSTBです。
しかし、最近はディスプレイにAndroid OSが搭載され、画像や映像ファイルを取り込むことで、簡単な再生ができるようになっています。そこでテルミックネオは、Webベースのサイネージプログラムを作成し、AndroidのWebブラウザでSTBを代替。これにより、STBを介することなく、複数台のクライアントディスプレイをサーバー用のPCから直接コントロールすることが可能となりました。
●柔軟なカスタマイズ性で簡単に本格画面を制作・配信
「NeoSign2」のもうひとつの特徴はカスタマイズ性です。実際、「NeoSign2」はコア・プログラムであり、顧客と打ち合わせをしながら必要な機能を追加し、また不要な機能を削除していく。その結果、本当に必要な作業を誰もが扱えるという「NeoSign2」ならではの目標が達成されるのです。
このカスタマイズ範囲はプログラムにとどまりません。例えば、いくら入力しやすいフォーマットを作成しても、文字が単に貼り付けてあるだけなら、ワープロアプリの画面をそのまま出すのと変わりがありません。「NeoSign2」では、オーダーに合わせ、弊社の専属デザイナーが独自のデザインフォーマットを作成。そこに文字が表示されるため、簡単に本格的なデジタルサイネージの画像を作成できます。
無論、これらの作業はプログラムカスタマイズオプション、あるいはデザインカスタマイズオプションとして、「NeoSign2」プラグラムの基本ライセンスとは別に必要となりますが、予算に合わせ、取捨選択を自由に行うことが可能です。
●静止画中心で、複数台を同時コントロールするシステムに最適
気になる価格だが、「NeoSign2」の基本ライセンス価格は20万円(税別)。ここに、前述のようなデザインカスタマイズ費やプログラムカスタマイズ費などが追加されます。また、ランニングコストについては、クラウドを使用する場合は定期的なクラウドサーバー利用料が必要となりますが、ローカルネットワークを構築するなら、そうしたランニング費用は発生しません(メンテナンスを行う場合を除く)。
なお「NeoSign2」は、基本的に複数台のサイネージ機器を一台のサーバーPCでコントロールするため、長時間の動画コンテンツの再生には不向きです。その場合は、従来通り、STBを使ったサイネージシステムの構築をおすすめします。しかし、配信内容が静止画中心のコンテンツで、かつ更新頻度もそれほど多くない場合、「NeoSign2」で十分対応が可能となります。
使用するコンテンツや使用環境で使い分けが必要ですが、そのあたりの事情について不明である場合も、当然、テルミックネオでは無料で問い合わせに対応しています。サイネージシステムの導入を検討している方は、まずは気軽にテルミックネオ広報担当(電話:03-5812-1640/メール:neo_info@telmic.co.jp 担当:岡本)まで相談してください。
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