石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」が韓国アイドルグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」のポスターとカードに採用

プレスリリース発表元企業:TBM

配信日時: 2024-02-27 11:00:00

~石油由来プラスチックや温室効果ガスの削減に貢献する、環境に配慮した次世代のアイドルグッズ~

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)の石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」が、PLEDISエンターテインメントに所属する韓国の13人組男性アイドルグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」のポスター及びカードに採用されたことをお知らせいたします。国内では先行して新大久保の「Official K-POP Store Heart Beat」にて販売が開始しています。海外では台湾で販売を行っており、今後アメリカ、中国、インドネシアなどでの販売を予定しています。オンラインでの予約販売も受け付けています(本日時点では完売しております)。



[画像: https://prtimes.jp/i/16815/330/resize/d16815-330-db1288c3b348dab0daec-0.jpg ]


LIMEX Sheetは、従来の石油由来プラスチック製シートと比較して、石油由来プラスチックの使用量を削減することができます。LIMEX Sheetを製造するTBMの自社工場(宮城県多賀城市)では、「実質CO2排出量ゼロ」の電力を使用し、製品ライフサイクル全体を通じてCO2を含む温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでいます。
アイドルグループによるサステナビリティ活動の新たな取り組みの一環として、LIMEX Sheetの環境性能に加えて、大切に保存できる高い耐久性や、手切れが起きにくい安全性などの機能面が高く評価され、今回の採用に至りました。従来のPP(ポリプロピレン)製のポスターと比較して、石油由来プラスチックの使用量を約56%削減でき、CO2を含む温室効果ガス排出量を約44%抑制できる見込みです*1。
今後もTBMは、持続可能な社会の実現に向けて、環境配慮型素材LIMEXを使用した印刷物の普及を図り、耐水性や耐久性等の顧客ニーズに対応した用途拡大に、引き続き取り組んでまいります。

*1 TBM によるLCA(原材料調達・シート製造・処分[焼却]の温室効果ガス排出量の算定〈ポスターの製作・印刷・輸送工程は省略〉)より。製造条件によって変動の可能性あり。参考値であり保証値ではありません。

・オンラインストア(weverse shop):https://weverseshop.io/ko/shop/GL_KRW/artists/7/sales/21733 

■ LIMEX Sheetの特長
・石油由来プラスチックの使用量を削減
石灰石を主原料にすることで、従来の石油由来プラスチック製シートに比べて石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減でき、石油資源の保全に貢献できます。

・温室効果ガスの排出量を抑制
石油由来プラスチックの使用量を削減することで、従来の石油由来プラスチック製シートと比較して、原材料の調達から処分までのライフサイクル全体でCO2を含む温室効果ガスの排出量を抑えることができます。

・優れた耐久性と耐水性
耐久性と耐水性に優れているため、従来の石油由来プラスチック製シートと同じ用途で使用できます。

・上質な質感と鮮明な印刷
LIMEX Sheetは、高級感のあるマットで上質な質感が特長です。色の再現性にも優れているため、写真集やカタログなどにも適しています。


■ LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。


■ 株式会社TBM
代表者 :山崎 敦義
所在地 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立年 :2011年8月
資本金 :1億(資本準備金含み、120億3546万円)
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/

2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択

2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施

2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)

2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択

2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞

2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加

2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用

2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結

2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表

2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始

2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)

2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意

2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換

2022年 資源循環コーディネートサービス「Maar(マール)」を開始

2022年 科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得

2022年 Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名

2022年 温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始

2022年 神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックを自動選別・再生するリサイクル工場を建設(処理能力:40,000トン/年)

2022年 CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得

2023年 経済産業省が運営するインパクトスタートアップ 育成支援プログラム「 J-Startup Impact 」に選定

2024年 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加


*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

PR TIMESプレスリリース詳細へ