筑鉄3000形車両を「黄電(きなでん)」塗装し復刻いたします

プレスリリース発表元企業:にしてつグループ

配信日時: 2023-12-22 19:02:56

惜しまれながら引退した2000形のカラーリングを再現 ~鉄道ファン・地元からの熱い想いに応えて~

筑豊電気鉄道(株)(本社:福岡県中間市、代表取締役社長:牟田口 英貴)では、昨年11月をもって引退した2000形「黄電(きなでん)」カラーの復刻車両を、2024年1月26日(金)より運行いたします。



 2000形車両、通称「黄電」は、福岡市内・北九州市内で西鉄路面電車として活躍していた車両を改造し、筑豊電気鉄道にて1977 年 7 月より運行を開始しました。45年の長きにわたって、地域の皆さまや鉄道ファンの方々に愛され続けてきた黄電は、老朽化に伴いその役目を終え、現在は特定非営利活動法人汽車倶楽部にて1編成が静態保存されています。

 今回「黄電」塗装を施す車両は、筑豊電気鉄道初のオリジナル車両3000形1編成(2両)です。2000形車両引退時に、ファンの方々より「黄電カラーがなくなるのは寂しい」といった多数のお声が寄せられていたことから、今回3000形に「黄電」復刻カラーを施すことといたしました。 

 「黄電」カラーの復刻を記念し、昨年11月の引退イベントで使用したパネルをモチーフとしたアクリルキーホルダーを、同日より黒崎定期券うりばおよび楠橋電車営業所にて1個500円(税込)で販売いたします。また、西鉄旅行(株)による復刻車両を用いた企画や引退した2000形に会いに行く『運転体験&撮影会&汽車倶楽部へ2000形に会いに行こう』の開催を2024年3月ごろに予定しております。
 詳細は決定次第、西鉄旅行および筑豊電気鉄道ホームページにてお知らせいたします。

 筑豊電気鉄道では、今後もお客さまがお楽しみいただけるようなイベントを企画しながら、安全・安心な公共交通機関として、利便性の高いサービスの提供を行ってまいります。


2000形「黄電」カラー復刻車両の概要


【運行開始日】 
2024年1月26日(金)

【運行路線】 
筑豊電気鉄道線

【編成数】
1編成(3000形3009号)

[画像1: https://prtimes.jp/i/17692/546/resize/d17692-546-3f865ca7d4ec2b1e6998-0.png ]



「黄電」復刻記念アクリルキーホルダーについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/17692/546/resize/d17692-546-4bb18646451747bc52a8-1.png ]

【販売金額】
1個500円(税込)

【販売数量】 
200個

【販売箇所】
・黒崎定期券売場(住所:北九州市八幡西区黒崎3丁目15-3)
営業時間
(平日)8:00~19:00
(土曜日)10:00~18:00
(日・祝日)10:00~17:00
・楠橋電車営業所(住所:北九州市八幡西区楠橋下方三丁目1-14)
営業時間
(全日)6:30~22:30


(参考)2000形の歴史


1975年 
西鉄福岡市内線より2両連接車である1201形・1301形、北九州線より1000 形を購入。

1977年 
大量輸送できるように2両連接車を3両連接車化へ改造し、2000形(通称:黄電(きなでん))として、運行を開始。

2007年 
7編成あった2000形と7色の虹(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)を掛けて、「トレインボー電車」として塗装を順次変更。

2009年 
「黄電」塗装がなくなる。その後、輸送人員の減少と老朽化代替となった5000形の導入により、順次2000形を廃止。

2018年 
最後の1編成となった2000形(2003号)の塗装を開業時の「西鉄マルーン&ベージュ」と初代2000形「黄電」の2つの顔を持つ奇抜なデザインで同時復活。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17692/546/resize/d17692-546-839a73d5917c6027d651-2.jpg ]


(参考) 3000形の歴史


1988年、筑豊電気鉄道(株)初の製造車両「白電(しろでん)」として営業開始。従来、筑豊電気鉄道では西鉄北九州線からの乗り入れや借り入れ、譲渡による車両運用を行っており、老朽化した車体を一新するためにアルナ工機(株)(現:アルナ車両)にて車体更新を実施。3000形は筑豊電気鉄道初のオリジナル車両となり、計9編成を導入した。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17692/546/resize/d17692-546-7d77afa401bfbb5fda1e-3.png ]


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