ミツカン水の文化センター 第29回水にかかわる生活意識調査結果を公開 不安な災害で「線状降水帯」が12位→4位に急上昇!
配信日時: 2023-07-26 17:45:40
トップ3は台風、地震、ゲリラ豪雨
ミツカン水の文化センター(東京都中央区新川1-22-15茅場町中埜ビル 株式会社Mizkan Partners 広報部内、以下 水の文化センター)は、6月に、20代~60代の1,500名を対象とした第29回「水にかかわる生活意識調査」を実施し、結果レポートを公開いたしました。(水の文化センターHP:https://www.mizu.gr.jp/chousa/)
今回は、「水への関心度」「水と災害」「水道などのインフラ料金の妥当性」をメイントピックスとしてまとめており、当センターのアドバイザーである、東京大学 大学院工学系研究科 教授の沖大幹先生より解説をいただきました。その中から、「水災害への意識」についてのレポート内容をご紹介いたします。
水の災害に“不安を感じている人”が6割超
水の災害が起こることへの不安について聞いたところ、「いつも感じている」13.9%、「時々感じている」46.3%、「あまり感じていない」30.5%、「全く感じていない」9.3%で、「いつも感じている」と「時々感じている」を合わせた“不安を感じている人”が6割超(60.2%)となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/65533/300/resize/d65533-300-261ec45e86e75348b88e-0.jpg ]
「線状降水帯」が急上昇
不安に感じている災害は、1位「台風」、2位「地震」、3位「ゲリラ豪雨」と、トップ3は前回の調査年(2021年)と同様でしたが、「線状降水帯」が前回から7.1ポイント増え、12位から4位に急上昇しました。この結果については、昨年から気象庁が気象情報で「線状降水帯」のキーワードを使った「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」を発表していることにより、メディアの報道量が増えたことも影響しているものと推察されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/65533/300/resize/d65533-300-e7b319a634aba90cf0cd-0.jpg ]
沖 大幹先生の解説
意識調査の結果レポートでは、水の文化センターのアドバイザーを務めていただいている、東京大学 大学院工学系研究科 教授の沖先生の解説を掲載しております。「水の災害」については、以下のような分析をいただきました。
「関心があるもの」という問いに対し、あてはまるものがある方の中では「水による災害」が18.8%で30項目中7位であった。水に限らず不安な災害全般についての複数回答(8~9頁参照)※1に対して、2015年※2には地震(59.3%)が僅差で台風(58.3%)を抑えていたところ、関西国際空港が浸水した2018年台風21号の大被害などを受けて2019年※3からは逆転し、今年も台風(56.9%)が地震(54.3%)を上回っていて、ゲリラ豪雨(41.3%)が3位で続く。線状降水帯(24.4%)が2021年(17.3%、12位)から大幅に順位をあげて4位につけたのは、2022年6月から線状降水帯の発生の可能性を気象庁が半日前に予報するようになり、一般に耳にする機会がさらに増えたおかげだろう。以前は発生していなかった線状降水帯が気候変動によって生じるようになったというわけではなく、気象レーダーによる観測網が日本全体を覆い、高い時間・空間解像度で降水分布の挙動を目の当たりにできるようになった。そして、発達した積乱雲が時として地形と相互作用しつつ次の積乱雲を生じさせて同じ場所に激しい雨が数時間降り続くことになるといったメカニズムの理解が進んだため、洪水や土砂災害につながる可能性が高い現象として危機管理のために耳新しい名前で巷間に普及させようとした結果、これまでのところ思惑通りに進んでいる、というところだろうか。
ゲリラ豪雨は専門用語ではないが、いわゆる集中豪雨の中でも予測が困難なものを「ゲリラ」豪雨と呼ぶことが多い。そのため、リスク認知的には恐ろしいと感じ易いゲリラ豪雨であるが、線状降水帯の方がそれなりに広い地域を豪雨が覆い、時間的にも長く続くため、いずれはゲリラ豪雨を上回るくらいにまで線状降水帯への関心が高まって欲しいものである。
※1:第29回水にかかわる生活意識調査 結果レポート8~9項
(https://www.mizu.gr.jp/img/chousa/2023/kekka2023-07.pdf)
※2:第21回水にかかわる生活意識調査 結果レポート6頁より
(https://www.mizu.gr.jp/images/main/chousa/ishiki/2015/kekka2015-06.pdf)
※3:第25回水にかかわる生活意識調査 結果レポート5頁より
(https://www.mizu.gr.jp/images/main/chousa/ishiki/2019/kekka2019-05.pdf)
[画像3: https://prtimes.jp/i/65533/300/resize/d65533-300-d89e31c1cac7ef5c7db1-0.jpg ]
◇第29回(令和五年度) 「水にかかわる生活意識調査」概要
調査対象数: 1,500人
調査対象者: 東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、大阪圏(大阪、兵庫、京都)、
中京圏(愛知、三重、岐阜)に居住する20代~60代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023年5月30日(火)~6月5日(月)
「水にかかわる生活意識調査」とは
本調査は、研究事業や、一般生活者の啓発活動の基礎資料として有効活用いただくことを目的としています。日常生活と水とのかかわりや意識、水と文化などについてアンケートで調べるという手法により、1995年に第1回目を実施して以来、毎年6月頃に行っている定点調査です。こちらで紹介している設問以外の結果も踏まえたレポートを作成しており、水の文化センターのHPで公開しています。
水にかかわる生活意識調査トップページ:https://www.mizu.gr.jp/chousa/
「ミツカン水の文化センター」とは
ミツカングループは、創業時より良質な醸造酢を作るために私設水道を敷設し、廻船により尾張半田から江戸や大阪まで食酢を運ぶなど、水と深く関わってきました。
このように創業以来、「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカングループは、1999年に「水の文化センター」を設立し、「水」をテーマとする社会貢献活動を行っています。
水の文化センターHP:https://www.mizu.gr.jp/
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