「ニオイセンサ」によるニオイデータ取得の技術実証実験を国際宇宙ステーションにて実施しました。
配信日時: 2023-06-09 10:00:00
- 宇宙のニオイって?国際宇宙ステーションのニオイを調査 -
有人宇宙システム株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:古藤俊一 以下当社)は、民間宇宙飛行士ミッションAx-2(5月21日打上げ)により、「ニオイセンサ」のニオイデータ取得の技術実証実験を国際宇宙ステーション(以下ISS)にて実施しました。Ax-2はAxiom Space社(*1)による2回目の民間宇宙飛行士ミッションとなります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42485/27/resize/d42485-27-2c18ebf54002c9913271-0.png ]
ISSでは2000年より宇宙飛行士が継続的に生活し働いています。ISSは閉鎖環境であることから、さまざまなニオイの例えがありますが、ゴミ置き場から発する臭いや、洗濯していない衣類の臭いなど、すべてが良いニオイとは限りません。臭気対策は講じられているものの、その効果を測定する手段はなく、定期的にサンプルを採取し地球に持ち帰っていますが、宇宙飛行士がISSで実際にどのような臭いを感じているかについては、ある程度想像を働かせる必要があります。
当社は宇宙の生活の質(Quality of Life、以下QOL)に着目し、昨年春にISSにて日本初の光触媒空気浄化装置の技術実証を行いました。今回はこれに続く当社のQOLミッションであり、「国内初」ISSのニオイデータを取得するものです。(参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000042485.html)
本「ニオイセンサ」は、アロマビット社製のニオイセンサ(*2)をJAMSSにより宇宙搭載化した軌道上実証用ニオイセンサです。従来からガスセンサによる有毒ガスの検出・除去は積極的に行われていますが、本「ニオイセンサ」では、ISSにおけるニオイの見える化を目指します。回収したニオイデータを解析し、地上で類似するニオイを特定します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42485/27/resize/d42485-27-a7340c5d70aa42580180-2.png ]
今後宇宙開発の市場が拡大し商業宇宙ステーションの時代が到来する頃には、より快適な住環境が求められ、臭いの処理もQOLを維持する上で重要です。当社はISSのニオイを見える化することにより、宇宙旅行者のQOL向上を目指します。(*3)
*1 Axiom Space Inc.(アクシオム スペース社)
Axiom Space社(米国)は民間宇宙飛行士ミッションを主導し、また、ISSで実施するさまざまな微小重力研究や技術開発のフライトを実現することで、商業宇宙ステーションへの道のりを歩みだしています。Ax-2は2回目の民間宇宙飛行士ミッションであり、宇宙飛行士・研究・設備製造・宇宙での居住空間提供など、人類の探査や宇宙旅行の未来に向けての経験をさらに深めるものです。
*2 アロマビット社開発ニオイセンサ
[画像3: https://prtimes.jp/i/42485/27/resize/d42485-27-a8a250602300b625a8a7-1.png ]
QCM(水晶振動子)型ニオイセンサは、ニオイ分子が膜表面に吸脱着して起こる質量変化を、水晶振動子の共振周波数の変化として検知、膜ごとの周波数変化値を計測し、数値データへと変換します。これにより、これまで人の感覚でしか判断できなかったあらゆるニオイを、目で見えるようにデジタルデータ化することができます。アロマビット社ではQCM型ニオイセンサは商品化されており、今後CMOS型ニオイセンサも商品化に向けて開発中です。
*3 宇宙市場拡大に伴うQOLビジネスへの期待
米国を中心に地球低軌道(LEO)商業化の動きが加速しており、それに伴い、民間宇宙ミッションの市場の拡大が期待されています。将来の宇宙における居住空間は、快適性・デザイン性が重視されます。快適性へのニーズは、インテリアだけではなく、宇宙飛行士のメンタルヘルスやウェルビーイングなど、将来の民間宇宙ミッションをターゲットとしたOOLビジネス需要へとつながることが期待されます。
有人宇宙システム株式会社(JAMSS)について
有人宇宙システム株式会社(JAMSS)は国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」を運用する唯一の民間企業です。JAMSSは1990年創立以来、ISS計画における「きぼう」、「こうのとり」の運用、宇宙空間における安全・安心の確保、宇宙飛行士や管制要員の訓練、宇宙実験の実施などに携わってきました。今や宇宙空間は国家プロジェクトだけでなく、民間企業も利用する場に変化しつつあります。JAMSSもまた、「きぼう」の利用、衛星の開発・運用や衛星データの活用をはじめとした民間企業による宇宙利用に力を入れています。これまでに培ったノウハウを生かし、今後は月や火星といった更なる宇宙探査においても、開拓に寄与し、リードしていきます。
コーポレートサイト https://www.jamss.co.jp/
宇宙利用サポートメディア「ASMILLA(アスミラ)」 https://www.asmilla.com/
私たちの身近にある「宇宙」を知る!宇宙メディアサイト「JAMステ」 https://www.jamss-station.jp/
本リリースに関するお問い合わせ
有人宇宙システム株式会社 広報窓口
https://www.jamss.co.jp/contact/
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