北村一真の最新刊『英文読解を極める--「上級者の思考」を手に入れる5つのステップ』重版が決定

発売直後に重版決定！

4月10日に発売した北村一真の最新刊『英文読解を極める--「上級者の思考」を手に入れる5つのステップ』は発売直後からの書店、ネット書店での売れ行き好調を受け、翌11日に重版が決定しました。
SNS上には、いち早く手に入れた読者から感想が多くあげられ、その反響の大きさがうかがえます。



英語で書かれた海外の新聞や雑誌記事、ポピュラー小説などをスラスラ読むことは、じつは相当の英語上級者でないとできません。英語圏では日常的な文章でも、日本の英語学習者にとってはほとんどが「難文」レベルなのです。
すなわち「英語が読めるようになった」という実感を得るには、そういう「難しい英語」にある程度対応できる力が必要となります。

本書は、本格派に向けた英文読解学習書の分野で定評のある著者・北村一真が、英語上級者の思考プロセスに着目。文構造の把握や語彙を増強する方法、自然な訳し方までを解説します。
確かな読解力を磨き、「ひとつ上」を目指しましょう！
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▼「あとがき」より一部抜粋
――本書は読解力に関連する要素を5つの段階に分けて、それぞれの視点から一歩先のレベルに進むための方法論を解説していく形になっている。形式こそありふれたものだが、各章の要所要所で自身の読書や指導経験から帰納的に導き出した考え方やルールをできる限り伝えられるよう努力した。
　単なる文法上の判断にとどまらない文構造の予測の仕方（第1章）や、すでに持っている知識を活用して語彙を増やす方法（第3章）、情報の流れと日英語の構造の違いを考慮に入れた意訳術（第5章）など、一般向けの学習書でははっきりと言語化されることの少なかった英文読解の諸側面に多少なりとも光を当てたつもりだ。
　もちろん、その試みがどこまで成功しているか、果たして本書が当初意図したような「尖った」内容になっているかどうか、その判断は読者の方々に委ねることとしたい。筆者としては、本書がかつての自分のようにこれから果てしない英語の世界に飛び込もうとしている人にとっての1つの刺激剤となってくれれば、これに勝る喜びはない。

『英文読解を極める──「上級者の思考」を手に入れる5つのステップ』目次


序章　英語上級者は何を考えているのか
第1章　英文読解の精度を上げる
第2章　文章の構造・論理をすばやくつかむ
第3章　いかめしい単語の効率的な覚え方
第4章　本当の意味で「わかる」ために必要なこと
第5章　英語を読む、日本語に訳す

著者


北村一真（きたむら・かずま）
1982年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得満期退学。学部生、大学院生時代に関西の大学受験塾、隆盛ゼミナールで難関大受験対策の英語講座を担当。滋賀大学、順天堂大学の非常勤講師を経て、2009年に杏林大学外国語学部助教に就任。2015年より同大学准教授。著書に『英文解体新書』(研究社)、『英語の読み方』(中公新書)、『知識と文脈で深める上級英単語ロゴフィリア』(共著、アスク出版)、『ジャパンタイムズ社説集2022』（解説執筆、ジャパンタイムズ出版）など。

商品情報


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書名：『英文読解を極める――「上級者の思考」を手に入れる5つのステップ』
著者：北村一真（きたむら・かずま）
出版社：NHK出版
発売日：2023年4月10日
定価：1,078円（税込）
判型：新書判
ページ数：248ページ
ISBN：978-4-14-088698-4
NHK出版ECサイト：https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000886982023.html
Amazon：https://www.amazon.co.jp/dp/4140886986/
楽天ブックス：https://books.rakuten.co.jp/rb/17440496/

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