アークトゥルスがクラウドツリー・ベンチャーズ、オートデスク、エピック・ゲームズの支援を受けて1100万ドルを調達、ボリュメトリックビデオの成長を加速

プレスリリース発表元企業:Arcturus

配信日時: 2022-11-21 18:14:00

アークトゥルスがクラウドツリー・ベンチャーズ、オートデスク、エピック・ゲームズの支援を受けて1100万ドルを調達、ボリュメトリックビデオの成長を加速

(ロサンゼルス)-(ビジネスワイヤ) -- ボリュメトリックビデオ編集およびストリーミングツールの世界的リーダーのアークトゥルスは本日、クラウドツリー・ベンチャーズが主導してオートデスクおよびエピック・ゲームズからの投資を含むシリーズAラウンドで新たに1100万ドルを調達したと発表しました。今回の資金調達はボリュメトリックビデオ市場の可能性に対する信頼感の表れです。この市場は2020年代末までに210億ドルに達すると見込まれています。

アークトゥルスのカマール・ミストリー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは、人間の本物の動きを翻訳することは、XRやメタバースなどの空間体験を構成する基本的な構成要素であると考えています。私たちの目標は、多国籍ブランドから独立系までのすべてのクリエイターに、自分の好みのメタバースでデジタルヒューマンの忠実なアバターを作成するために必要なツールを提供することです。クリエイターから3Dクリエイターへと転身する人が増えているため、ホロスイートの採用は今年の第2四半期から第3四半期にかけてだけでも270%増加しています。」

アークトゥルスは主力のホロスイート・プラットフォームの開発を継続し、実写の3Dパフォーマンスを編集する能力や、そのファイルをモバイル・デバイスやXRプラットフォームを含む任意の画面にストリーミングする能力によって、コンテンツクリエイターができることをさらに増やします。また、新しいAIツールの研究を拡大して少ないカメラの台数での3Dデータの記録を向上させたり、ボリュメトリックビデオの品質を向上させる新しい動的なライティングと表面仕上げのオプションを導入したりします。さらにアークトゥルスは、デジタルプラットフォームでライブストリーミングコンサートを向上させ、好きなスポーツを全方向から視聴できる能力を視聴者に提供する新たな方法の開発に取り組み続けています。

アークトゥルスは、予定されているホロスイートの機能強化にとどまらず、世界中のトップクラスの3D制作ツール向けの新しいツールやテクニックを引き続き開発していきます。アークトゥルスのリアルタイム3Dコーデックや編集用のツールを組み合わせると、ボリュメトリックビデオを使用してアンリアルエンジン、オートデスク、ユニティのエコシステム内のあらゆる仮想世界に人間を配置することができます。これによって、新しいデザインに取り組む建築家、新しい世界を構築するゲーム開発者、LEDの壁に向かって撮影を行うバーチャルプロダクションチーム、デジダブルを作成するVFXチームなど、バーチャル環境や拡張環境に実写の動きを追加できるさまざまな可能性が生まれます。

オートデスクのメディア&エンターテインメント担当SVPのダイアナ・コレラ氏は、次のように述べています。「アークトゥルスのホロスイートのようなボリュメトリックビデオのツールは、写真のようにリアルな3Dコンテンツを無数の業界向けにすばやく作成する手段をアーティストに提供します。アークトゥルスの既存ツールの可能性を広げるお手伝いができることをうれしく思います。イノベーションを加速させることにより、ユーザーが3Dのアニメーション動画を作品に使用する能力をすばやく最大限まで拡大して、メディアやエンターテインメント業界が求める魅力的なコンテンツを提供できるように支援することが可能です。」

新しい資金によって既存のサポートが拡大され、ホロスイートとオートデスクのツールの相互運用性を高めることにつながります。デジタルヒューマンの作成に時間とリソースを費やすことに慣れているアーティストは、よりすばやくシーンに実写の動きを追加する手段を手にすることになります。

さらに、アークトゥルスは、アンリアルエンジン内のボリュメトリックビデオをさらに利用しやすくて機能豊富なものに拡大していく予定です。アークトゥルスのアンリアルエンジン・ツールは、VFX用のデジタルヒューマンやゲーム用のキャラクターなどを作成するために、3Dですべての動きを記録した実写のタレントをバーチャルプロダクションのシーンに配置することが可能になります。年初にリリースされたカスタム版ボリュメトリックビデオプレーヤーに加え、アンリアルエンジン5向けの追加ツールも開発中です。

エピック・ゲームズのスペシャルプロジェクト最高技術責任者のアラスデア・クール氏は、「アークトゥルスのツールによって、クリエイターはボリュメトリックビデオの圧縮、編集、ストリーミングを容易に行えるようになります。私たちは、アークトゥルスのツールがボリュメトリックビデオの活用の幅を広げるための道を開こうとしている様子を直に目にしています。アークトゥルスと提携して、この技術の進化を加速させ続けていけることを誇りに思います。」

拡張現実、360度ライブ放送、メタバース・コンテンツ(パーソナルアバターを含む)のニーズ増大に支えられて、ボリュメトリックビデオは少なくとも今後5年間、年平均成長率(CAGR)がほぼ30%になる見込みです。このような動画のトレンドを見越したアークトゥルスは2016年、ピクサー、ネットフリックス、グーグル、ドリームワークス、ウーバーATGといった企業の先見性のある動画専門家が集まって設立しました。その全員が動画の状況が変化していくと予見しています。今回のシリーズAの資金を活用して、アークトゥルスは、研究開発、エンジニアリング、セールスのスタッフ増員を手始めとしてインフラストラクチャーを拡充します。

クラウドツリー、エピック・ゲームズ、オートデスクに加えて、この直近のシリーズA資金調達には、サスケハナ・プライベート・エクイティ・インベストメンツとQBNキャピタルからの投資も含まれます。これは2021年にビットクラフト・ベンチャーズが主導した500万ドルの最初のシードラウンドに続くものです。ビットクラフトは、NaHCoH3、クレイグ・コールマン、HBSEベンチャーズと共に、アークトゥルスに対する別の2回目の投資を発表しています。

アークトゥルスについて

アークトゥルスは、コンテンツクリエイターがボリュメトリックビデオの性能をフル活用するために必要とするツールを作成しており、複数の業界が対象です。ピクサー、ネットフリックス、ドリームワークス、オートデスク、グーグル、ユーチューブなどの変革的組織の一流のストーリーテラーとイノベーターが集まって2016年に設立したアークトゥルスは、ボリュメトリックビデオの編集、圧縮、ストリーミング用の業界最高レベルのツールを備えたSAASのポストプロダクション・プラットフォームであるホロスイートを開発するために最適でした。ホロスイートは現在販売中で、大半の主要な3D制作ツールと互換性があります。

アークトゥルスは現在、メタバースやバーチャルプロダクションなどにボリュメトリックヒューマンを取り入れようとしているさまざまな顧客と話し合っていますが、それと同時に、放送パートナーがライブイベントの拡大に役立つ新たな選択肢を導入する支援も行っています。

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