Galaxy Z Fold7/Z Flip7向けOne UI 9、インドのベータ参加者に安定版を配信

(Samsung.com)[写真拡大]
SamsungのAndroid 17ベースのOne UI 9安定版が、インドのGalaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7に届き始めた。SamMobileによると、2026年10月6日時点でベータプログラム参加者への配信が確認されている。Samsungの更新履歴にも、両機種向けのOne UI 9が10月6日付で掲載された。
■インドでの配信状況
Samsungは2026年9月、Galaxy Z Fold7とZ Flip7をOne UI 9のベータ対象に加え、インドを参加市場の一つに指定していた。両機種の安定版は韓国、米国に続いてインドなどへ広がっている。配信時期は端末や地域によって異なる。
インド向けGalaxy Z Fold7の更新履歴に記載されたビルド番号は「F966BXXUCCZIH」で、セキュリティパッチは2026年9月5日付だ。SamMobileが確認した同機種のベータ版から安定版への更新容量は540.83MB。ベータに参加していない端末では、更新前の状態によってダウンロード容量が変わる。
対象端末では「設定」から「ソフトウェア更新」を開き、更新の有無を確認できる。Samsungは対象機種へのOne UI 9を段階的に展開すると案内している。
■折りたたみ端末で使う機能の変化
Samsungの更新履歴によると、One UI 9ではクイックパネルの操作部を並べ替えられるほか、明るさ・音量スライダーやメディアプレーヤーの大きさを調整できる。Galaxy Z Fold7ではメイン画面とカバー画面の自動回転も個別に設定でき、分割画面やウィンドウ表示を切り替える操作が改善される。
Samsung DeXでは、ウィンドウ上部のメニューから別のデスクトップへアプリを移動しやすくなり、最近使ったアプリの画面にはデスクトップのプレビューが加わる。Samsung Notesには、ノートの一部を覆って必要なときに見せる「Tape」機能が加わった。SamMobileは、学習や発表での利用を紹介している。
位置情報をアプリが使用すると画面上部に青い表示が現れ、クイックパネルから使用中のアプリを確認できる。Samsungは両機種をプライバシー通知の対応対象に挙げている。アクセシビリティ機能では、文字を拡大表示するText Spotlight、選んだ文字や画像の内容を音声で伝えるSelect to speak、物理キーボードのショートカットが追加される。
Galaxy AIでは、動画内で選んだ人物を追うMy FanCamや、通知などでも提案を示すNow nudgeの改良が更新履歴に載っている。Galaxy Z Flip7では、カバー画面でNow briefや最近使ったアプリを扱う機能も追加される。利用できる機能は国や端末の条件によって異なる。
■Android 17の変更と更新時の確認点
Googleが2026年6月16日に公開したAndroid 17では、大画面向けアプリの表示に関する規則が変わった。Android 17を対象に開発され、最小幅が600dp以上の画面で動くアプリは、原則として画面の向きやサイズ変更への対応を求められる。ゲームなどには例外があり、効果はアプリの対応状況にも左右される。
Android 17の連絡先ピッカーは、利用者が選んだ連絡先の電話番号やメールアドレスなど、アプリに渡す項目を絞れる仕組みだ。またGoogleの開発者向け資料には、通信量に制約のある衛星ネットワークでアプリを動かすための仕組みも記載されている。
外観については、2026年5月にGalaxy Z Fold7向けに配信されたOne UI 8.5で、透明感のあるぼかしや浮かぶような画面要素が導入されていた。One UI 9では、画面の使い方、プライバシー表示、アクセシビリティなどの改善が重なる。
Sammy Fansは、一部のGalaxy Z Fold7利用者が、One UI 9への更新後にHome Upの3本指による音量操作の不調を報告したと伝えた。同媒体によると、Samsungコミュニティの担当者は、複数方向のスワイプジェスチャー設定と、音量を操作するルーチンの確認を案内している。
■インドの折りたたみ端末市場
Samsung Indiaによると、Galaxy Z Fold7、Z Flip7、Z Flip7 FEの3機種は、2025年7月の予約開始から48時間で計21万台の予約を受け、同国での同社製折りたたみ端末の記録を更新した。Samsung南西アジア法人のJB Park社長兼CEOは当時、インド製の新機種への予約状況を受け、折りたたみ端末の普及を進める考えを示した。
インド紙Business Standardが伝えたCounterpoint Researchの推計では、2026年の同国における折りたたみスマートフォン出荷台数は65万台を超え、前年比約8%増となる見通しだ。累計出荷台数は2026年末に300万台を超えると予測され、Samsungの出荷シェアは2026年時点で約89%とされる。
同紙によると、折りたたみスマートフォンの平均販売価格は2026年の推計で約1800ドル(約28万4400円、1ドル=158円換算)と、インドのスマートフォン全体の平均の約5倍に当たる。こうした市場規模と価格帯は、折りたたみ端末の利用者向けに更新を届ける意義を考える背景となる。
元記事: Samsung One UI 9 Stable Rolls Out to Galaxy Z Fold 7 and Z Flip 7 in India
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
スポンサードリンク
