村田製作所、Melt社と事業提携、AI時代の新入力インターフェース開発を加速

2026年9月28日 15:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ハンドトラッキンググローブで連携、小型・高感度3軸LFアンテナを採用しCEATECで展示

 村田製作所<6981>(東証プライム)は9月28日、AI時代の新たな入力インターフェース創出に向け、Melt Interface Technologiesと事業提携契約を締結したと発表した。村田製作所のセンシング・通信などの固有技術やモノづくり力と、Melt社のインターフェース設計の知見・製品開発力を組み合わせ、新たなソリューションの開発・製品化を加速する。

 連携の一つがハンドトラッキンググローブ「ContactGlove3 Pro」である。電磁場を利用して手指の位置や姿勢を推定し、動きを高精度にデータ化する。AIの学習データやロボット制御への活用を想定し、ロボットの学習・遠隔操作、製造現場での技能データ取得などへの応用が期待される。同製品には村田製作所独自の小型・高感度3軸LFアンテナを採用した。

■フィジカルAIや音声入力にも展開、複数領域で協業拡大

 村田製作所は、現実世界の人の動作や技能をデータ化してAIの学習や制御に生かすフィジカルAIの広がりを背景に、人とコンピューターの接点を扱うHCI領域に注目している。両社は圧電技術を活用した音声入力インターフェース「mask voice clip」の開発など、ハンドトラッキング以外の領域でも連携を進めている。

 「ContactGlove3 Pro」は、10月13日から16日まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2026」の村田製作所ブースで展示する。今後も両社は要素技術の開発などで連携を強化し、AI時代の新たな入力インターフェース創出と事業機会の探索を進める。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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