Google、Pixel 11でGeminiが電話を代行する「Call for me」を米国で試験提供

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Googleは、Pixel 11でGeminiがユーザーに代わって店舗や事業者へ電話をかける「Call for me」を、米国で試験的に提供している。在庫確認や予約の変更、自動音声メニューの操作、保留中の待機などを任せられ、ユーザーは通話の文字起こしや音声をリアルタイムで確認し、必要に応じて自分で会話を引き継げる。
現時点で利用できるのは、米国の18歳以上のユーザーで、米国SIMを使用するPixel 11が必要となる。端末言語を英語に設定し、Google AIの有料プランに加入したうえで、Phone by Googleアプリの公開ベータ版と最新のGeminiアプリを利用する必要がある。電話の発信先も現在は米国の電話番号に限られている。
■Geminiが店舗や企業への電話を代行
Call for meでは、Geminiモバイルアプリに電話で行いたい用件を伝えると、Geminiが内容を整理し、ユーザーの確認後に電話をかける。営業時間や商品の在庫、サービス料金の確認のほか、予約の作成・確認・変更などに利用できる。
例えば、ホームセンターに特定の商品があるかを問い合わせたり、理髪店の予約を別の日に変更したり、レストランに席の空き状況を確認したりできる。用件を処理するために追加情報が必要な場合は、電話を始める前にGeminiがユーザーへ確認することもある。
自動音声応答システムにつながった場合は、Geminiが電話メニューを進めることができる。担当者につながるまで保留となった場合も、そのまま待機を続けられる。
Pixelには従来から、保留中の待機を支援する「Hold for Me」などの通話支援機能が搭載されている。Call for meではそこからさらに進み、Geminiが用件を伝え、相手とのやり取りまで担う。
■通話内容をリアルタイムで確認
ユーザーは、Geminiアプリに表示されるリアルタイムの文字起こしを見ながら通話の進行を確認できる。必要に応じて通話音声そのものを聞くこともでき、ユーザー側のマイクは初期状態ではミュートされる。
自分で相手と話したくなった場合は「Take over」を選択して通話を引き継げる。その際、Geminiはユーザーが会話を引き継ぐことを相手側に告げたうえで通話から離れる。
通話終了後はGeminiアプリで結果の要約を確認できるほか、Phoneアプリの通話履歴から全文の文字起こしと録音された通話を確認できる。
Geminiは電話を始める際、自らがGoogleのAIアシスタントであり、ユーザーに代わって録音される回線から電話していることと、ユーザーの名前を相手に伝える。
■米国限定の試験提供
Call for meは対象ユーザーへ段階的に提供されており、条件を満たしていても直ちに利用できるとは限らない。Googleは、Pixel 11と米国SIM、英語設定など複数の利用条件を設けている。
また、すべての用途に利用できるわけではない。緊急サービスへの電話、支払いや金融取引、クレジットカード番号やパスワード、健康情報など機密性の高い個人情報を伝える電話、商品やサービスの販売を目的としたテレマーケティングには対応しない。
Call for meは、日常的な電話のうち、待ち時間や定型的なやり取りにかかる手間をGeminiに任せることを狙った機能である。Googleは対象ユーザーへの提供を段階的に進めている。
元記事: Google Pixel 11 Gets AI-Powered ‘Call For Me’ Feature For Handling Business Calls
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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