PC向け清掃ホラー『Dust till Dawn』2027年発売へ 伊藤潤二作品に着想、予告編音楽は山岡晃

2026年9月22日 17:24

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記事提供元:Tech Times

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Mac n Cheese Gamesは、清掃シミュレーションと怪異ホラーを組み合わせた『Dust till Dawn』を、PC Gaming Show Tokyo Direct 2026で発表した。PC(Steam)向けに2027年の発売を予定しており、日本語表示にも対応する予定だ。Steamではウィッシュリスト登録とプレイテストへの参加申請を受け付けている。

■掃除と探索を重ねる日本の田舎町

舞台は、どこか静かすぎる架空の日本の田舎町である。プレイヤーは新米のメイドとなり、民家や学校、市場などから寄せられる清掃依頼を引き受ける。

清掃では、ほこりを払う、床にモップをかける、スクイージーで水気を切るといった作業を、汚れに応じた道具で進めていく。仕事で得た円を使って新しい道具を購入すると、入れる部屋や新たな清掃場所が解放される。

しかし、町では掃除したはずの場所に再びほこりが現れ、物がいつの間にか動くなどの怪異が起きている。住人の持ち物や室内を調べることで、ほこりが繰り返し戻ってくる理由につながる手掛かりを見つけられるという。

同じ場所を再訪すると、以前とは異なる状態になっていることもある。掃除によって空間を元に戻す作業と、少しずつ変化する町の謎を追う探索が、本作の中心的なゲーム進行となる。

■日没後まで働くかをプレイヤーが選択

プレイヤーは、仕事をどの時点で切り上げるかを選べる。日没前に帰宅することも、より多くの報酬を得るために遅くまで清掃を続けることも可能だ。

一方、仕事を続ける時間が長くなるほど、怪異に遭遇する可能性も高まる。公開された映像では、鏡やテレビに異様なものが映り込む場面や、襖の向こうに人影が現れるような演出が確認できる。

穏やかな清掃作業の中に異変が入り込む構成は、コージーゲームの要素とホラーやゴシックの題材を組み合わせる「ダークコージーゲーム」の考え方にも通じる。2024年に発表されたゲーム研究では、視覚的な柔らかさや一定のゲーム上の安全性をホラー要素と併存させる作品群を、この概念によって整理している。

『Dust till Dawn』では、日常的な作業を繰り返す空間そのものが少しずつ変わり、プレイヤーが自ら夜まで残ることで異変へ近づいていく。清掃による落ち着いた反復と、再訪時に見つかる違和感が一つのゲームループに組み込まれている。

■伊藤潤二作品に着想を得たアート

Mac n Cheese Gamesによると、本作のアートディレクションは、ホラー漫画家の伊藤潤二の作品に着想を得ている。漫画を思わせる画面表現を取り入れ、見慣れた室内や町並みが時間の経過とともに不穏な場所へ変わっていく過程を描く。

伊藤潤二本人が本作の制作に参加しているとは発表されていない。『Dust till Dawn』は、日常的な空間へ異様なものが入り込み、次第にその空間を変質させる表現から影響を受けた作品と位置付けられている。

一度きれいにした部屋を再訪すると、物の位置や汚れ方が変わっているという仕組みも、このアートの方向性と結び付いている。清掃によって秩序を取り戻す行為と、元には戻らない町の異変を対置することで、穏やかな作業の中に怪異を積み重ねる構成だ。

■予告編の音楽は山岡晃が担当

発表トレーラーのオリジナル楽曲は、『SILENT HILL』シリーズなどで知られる作曲家の山岡晃が手掛けた。現時点で発表されているのはトレーラー用楽曲への参加であり、ゲーム本編の音楽を担当するかどうかは明らかになっていない。

山岡は、1999年に発売された初代『SILENT HILL』をはじめ、同シリーズの多数の作品で音楽やサウンドデザインに携わってきた。アンビエントやインダストリアル、ロックなどを取り入れたサウンドで知られ、本作の予告編でも清掃作業の静けさと不穏な映像を結び付けている。

開発元のMac n Cheese Gamesは、2024年にホラーアクションローグライト『Munch』を発売した。宇宙を舞台とするサバイバルホラー『Void Martyrs』も2027年の発売を予定している。

『Dust till Dawn』は、PC(Steam)向けに2027年発売予定で、具体的な発売日と価格は発表されていない。Steamではウィッシュリスト登録に加え、実施時期未定のプレイテストへのアクセスを申請できる。

元記事: Dust till Dawn Announced for PC: Akira Yamaoka Scores Junji Ito Cleaning Sim

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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