『プラネット ズー 2』建築ツールを刷新、通路・地形編集からゲーム内Workshopまで公開

2026年8月23日 16:28

印刷

記事提供元:Tech Times

(Frontier.co.uk)

(Frontier.co.uk)[写真拡大]

Frontier Developmentsは、2026年10月13日にPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに発売予定の『プラネット ズー 2』について、建築や景観編集に関する新たな情報を公開した。

前作のパーツ単位による建築の自由度を引き継ぎながら、通路や広場、地形、植生をより効率よく作成できるツールを導入する。コミュニティが制作した設計図を利用できるFrontier Workshopもゲーム内から扱えるようになり、初心者が建築を始めやすくする一方、細部まで作り込みたいプレイヤーの選択肢も維持する方針だ。

■自由度を維持しながら建築を始めやすく

2019年に発売された前作『プラネット ズー』は、壁や屋根、装飾などをパーツ単位で組み合わせられる建築システムを特徴としていた。その自由度の高さは緻密な動物園づくりを可能にした一方、思いどおりの形を作るまでに操作への習熟が必要だった。

ゲームディレクターのギャレス・ヒューズ氏は、新作の設計について、熱心なプレイヤーが時間をかけて高度な作品を作れる「高い上限」を維持しながら、構造物や環境、飼育エリアを作り始めるための「下限」を引き下げたいと説明している。

目指しているのは建築システムそのものを単純化することではなく、基本的な形を作るまでの手間を減らすことだ。既製の設計図や新しい編集ツールを使って素早く形にする方法と、パーツ単位で細部まで仕上げる方法の両方が用意される。

■通路と広場を作るツールを拡充

通路システムには、始点と終点を結ぶ「ライン&カーブビルダー」、描いた範囲を通路で埋めるドローツール、既定の形状から通路や広場を配置するスタンプビルダーなどが加わる。

通路や広場の外周を細かく調整するボーダー編集にも対応する。通路の色だけでなく、手すりや支柱などもカスタマイズでき、飼育エリアや鳥舎、水槽に沿った通路から大規模な広場まで作成しやすくなる。

スタンプビルダーを使えば、用意された形状を選んで広場をまとめて配置できる。前作で複数の通路を組み合わせながら形を整えていた作業を短縮し、動物園全体のレイアウトを早い段階で組み立てられる仕組みだ。

■地形編集と植生配置も効率化

地形の彫刻、スタンプ、ペイントといった従来の機能は引き続き利用できる。新たな動的地形ペイントは、地面の角度や標高に応じて表現を変化させる。砂丘やなだらかな丘などを素早く作成できるランドスケープスタンプも追加される。

新しいネイチャーブラシでは、植生や岩を一つずつ配置する代わりに、ブラシでまとめて描画できる。配置密度や通路との干渉方法などを設定できるほか、発売時に用意されるブラシに加えて、プレイヤーが独自のブラシを作成して保存することも可能だ。

こうした地形ツールは、動物園だけでなく、広大な自然環境を設計する野生動物保護区でも利用される。湖や川、丘陵、海岸などを組み合わせ、施設中心の動物園とは異なる景観を構築できる。

■景観パーツを拡大・縮小、反転して利用

景観アイテムは拡大・縮小に対応し、必要な大きさに調整できるようになる。反転機能も追加され、同じパーツから左右対称の構造や異なる外観を作り出せる。

対象アイテムの色を変更できるフレキシカラーと組み合わせることで、同じ景観パーツを複数のテーマに利用しやすくなる。前作から引き継がれる5種類の景観テーマに、新たな4種類を加えた構成となる予定だ。

施設の作業エリアも編集可能となり、レストランやショップ、スタッフ施設を周囲の建築に組み込みやすくなる。既成の外観だけに頼らず、来園者から内部の様子が見える施設など、動物園全体のテーマに合わせた表現が可能になる。

■Frontier Workshopをゲーム内から利用

プレイヤーが作成した建物や飼育エリアなどの設計図を共有するFrontier Workshopは、ゲーム内からコンテンツを閲覧し、ダウンロードできる。

建築の途中で必要な設計図を探し、そのまま自分の動物園に配置できるため、外部のページとゲームを行き来する手間が減る。既製の設計図を完成品として使うだけでなく、その一部を取り入れたり、配置後に自分のテーマに合わせて編集したりする使い方もできる。

Workshopでは、異なる対応プラットフォームのプレイヤーが共有した設計図や作品を利用できる予定だ。熟練プレイヤーが制作した建築物を、建築に不慣れなプレイヤーが動物園づくりの出発点として活用できる仕組みとなる。

■鳥舎と水槽によって広がる建築

『プラネット ズー 2』には、完全飛行種の鳥類を飼育できる鳥舎が登場する。フェンスや支柱、形状を調整できるメッシュカバーを組み合わせ、鳥が空間内を飛び回れる飼育エリアを設計する。

完全水生種を飼育する淡水・海水のカスタム水槽も建設できる。ガラス越しに水中を観察できる設備などを組み込み、魚群やサメ、ウミガメを含む水生動物に合わせた環境を整えることになる。

鳥舎と水槽は、新しい動物を追加するだけでなく、上空や水中を含む立体的な空間を建築に取り込む要素となる。通路、景観、観察場所をどのように配置し、来園者に動物を見せるかという設計にも新たな選択肢が生まれる。

■建築と動物管理を結び付ける

本作では、動物が周囲の環境と関わる様子も強化される。動物のニーズに合った飼育エリアを整えることが運営の中心となり、建物や景観は外観を整えるだけでなく、動物の生活環境や来園者の観察体験にも関係する。

野生動物保護区では、所定の条件を満たした動物を、プレイヤーが設計した広大な自然環境へ送り出せる。動物を放して観察するだけでなく、保護区を再生し、生息環境を整えることがゲーム進行の一部となる。

施設を中心とした動物園と、自然環境を中心とした保護区では、同じ地形・植生ツールでも求められる設計が異なる。建築機能の拡張は、見栄えのよい景観を作るだけでなく、動物の飼育や保全をどのような空間で表現するかという遊びにもつながっている。

■日本ではPC、PS5、Xbox Series X|S向けに発売

『プラネット ズー 2』は、2026年10月13日にPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに発売予定だ。日本語のインターフェース、字幕、音声に対応する。

PCのSteam版は、スタンダードエディションが6200円、デラックスエディションが8000円で予約を受け付けている。販売プラットフォームによって価格が異なる場合があるため、購入時には各ストアの表示を確認する必要がある。

デラックスエディションには、6種類の追加動物と限定動物看板を収録するデラックスアップグレードパックが付属する。スタンダード版とデラックス版の予約購入者には、限定の「トゥーカン イート ショップ」と看板、3種類の動物募金箱、記念撮影用ボード「トラ」を含むボーナスコンテンツパックが提供される。

■注目ポイントQ&A

●どのような建築ツールが追加されますか?

ライン&カーブビルダー、ドローツール、スタンプビルダー、通路外周の編集機能が追加されます。景観アイテムの拡大・縮小と反転、フレキシカラー、地形スタンプ、植生や岩をまとめて配置できるネイチャーブラシなども利用できます。

●初心者向けの変更で、細かな建築ができなくなりませんか?

パーツ単位の建築システムは引き続き利用できます。新ツールや設計図は基本的な形を効率よく作るための選択肢であり、配置後に細部を調整したり、最初から個別のパーツを組み合わせたりすることもできます。

●Frontier Workshopはどのように変わりますか?

ゲーム内からプレイヤー制作の設計図や作品を閲覧し、ダウンロードして動物園に配置できるようになります。対応プラットフォームを超えて共有された作品も利用できる予定です。

●前作にはなかった主な建築・ゲーム要素は何ですか?

完全飛行種のための鳥舎、完全水生種を飼育するカスタム水槽、動物を送り出して生息環境を整える野生動物保護区が登場します。いずれも地形や景観、観察場所を組み合わせて設計できます。

元記事: Planet Zoo 2 Feature Focus: Creative Tools Make Building Accessible Without Losing Depth

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連キーワード