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PS5『Marvel’s Wolverine』試遊レビュー解禁、怒りを力に変える「レイジレベル」の仕組み

(Insomniac.games)[写真拡大]
Insomniac Gamesが手がけるPS5用ソフトウェア『Marvel’s Wolverine』のメディア向け試遊情報が解禁された。2026年9月15日の発売を前に公開されたインプレッションでは、独自の怒りゲージを軸にした攻撃的な戦闘と、ローガンの怒りや人間性を描くリニアな物語構成が注目を集めている。
日本国内での希望小売価格はスタンダードエディションが8,980円、デジタルデラックスエディションが9,980円で、いずれも予約受付中だ。
■先行プレイで判明したゲーム設計と各メディアの評価
約2時間の試遊セッションはInsomniac Gamesのスタジオで実施された。試遊は、テランバンの荒野を舞台に、ウルヴァリンが反ミュータント主義の実業家ボリバー・トラスクの施設へ潜入するオープニングミッションから始まり、その後、マドリプールの“ロータウン”や“センチネルプロトタイプ”とのボス戦を含む場面へと移った。
メディア各社のインプレッションはおおむね好意的だ。Push Squareは、オープンワールドではなくキャラクターと物語に焦点を当てたリニアな構成を採用し、怒りが蓄積するにつれて獰猛さを増す戦闘によって「Marvel’s Spider-Man」シリーズとの差別化を図っていると伝えた。一方で、多くの面でよくできているものの、アクションゲームの枠組みそのものを一新する作品ではないとの見方も紹介している。
公開予定時刻より早く掲載されたEurogamerの試遊記事は、大人数との戦闘でターゲットを捉えにくい場面があるとしながらも、堅実なアクションゲームと評価した。CGMagazineは、登場人物の原点を尊重しつつ、現代的な形で描いていると評している。
■戦闘体験の中核となる怒りゲージとレイジレベル
Insomniac Gamesのテクノロジー責任者マイク・フィッツジェラルドによると、本作の設計思想は、防御を固めてゆっくり戦うのではなく、常に前へ出る攻撃的な戦闘にあるという。
その中核となるのが、コンボの成功によってたまる怒りゲージと、3段階の“レイジレベル”だ。一般的なアクションゲームではダメージを避けながら体力を守ることが重視されるが、本作では積極的な攻撃によってレイジを蓄積し、攻撃力や回復能力を引き出していく。
“レイジレベル2”になるとコンボが強化され、体力が尽きた際に怒りを消費して回復する“ラストスタンド”が使用可能になる。“レイジレベル3”では攻撃がさらに強力になり、敵の武器を奪って利用するものを含む、強烈なクリティカル攻撃を繰り出せる。ローガンの視界が狭まり、呼吸も荒く野性的になるなど、精神状態の変化も視覚と音で表現される。
戦闘では、周囲の敵をまとめてなぎ払う“トルネード・スピン”や、敵の攻撃を中断させる“ニーブレイカー”など、アップグレード可能な“特殊テクニック”も使用できる。さらに“アダプテーション”を解除すると、体力や怒りゲージなどの恒久的な能力を強化できる。
移動方法も「Marvel’s Spider-Man」シリーズとは大きく異なる。ウルヴァリンは部屋の反対側にいる敵を狙って一気に飛びかかり、壁や木を爪で駆け上がる。スイングで危険の上空を移動するスパイダーマンに対し、本作は地上から敵の懐へ飛び込み、攻撃を継続する前進型の設計となっている。
一方、トラスクが設置した“抑制装置”の影響下ではウルヴァリンの回復能力が封じられる。怒りによる回復に頼れなくなるため、回避やパリィを使い、攻撃の機会を慎重に見極める必要がある。
■隠密行動と探索要素も用意
正面からの激しい戦闘だけでなく、隠密行動も可能だ。ウルヴァリンの“超感覚”を使えば離れた敵を追跡し、発見される前に接近してテイクダウンを仕掛けられる。
本作はリニアなシングルプレイヤー向けアクションアドベンチャーだが、各エリアには探索要素が用意されている。試遊できたマドリプールのロータウンでは、強化素材の入った箱や収集可能なウイスキーのボトル、キャラクターにまつわる写真やカードなどを発見できた。
また、“ナイトメア・ドア”と呼ばれる扉に入ると、夢のような小屋を経由して時間制限付きの“ナイトメア・トライアル”に挑戦できる。試練を進めることで、ローガンが失った記憶の断片が明らかになる。
■ローガンの怒りと人間性を描く物語
本作のナラティブディレクターは、『Spec Ops: The Line』(2012年)で知られるウォルト・ウィリアムズが務める。脚本にはメアリー・ケニー、ニック・フォークマン、ジョー・ハルステッドも参加しており、暴力そのものだけでなく、ローガンが抱える怒りや苦悩、人間性とのせめぎ合いが物語の中心に据えられている。
物語の冒頭では、野性的な姿で記憶を失ったウルヴァリンの過去が示される。現在のローガンは、ナサニエル・エセックスがミュータントを守るために結成した特殊部隊“チームX”へ、離脱から3年を経て再び合流する。
ボリバー・トラスクは人類の優位性を狂信的に信じ、ミュータントを拉致して研究し、命を顧みることなく処分している。ローガンたちは、トラスクに囚われたエセックスを救出し、迫害されるミュータントを守るために戦う。
マドリプールのロータウンでは、タイガーが営む“プリンセス・バー”が若いミュータントたちの避難場所となっている。ここでは、ローガンがジーン・グレイに自分自身の怒りへの恐怖を打ち明ける場面や、ミスティーク、セイバートゥースとの複雑な関係も描かれる。
ローガン/ウルヴァリン役はリアム・マッキンタイア、ジーン・グレイ役はクリツィア・バホスが担当する。怒りに身を任せるだけでなく、その下にある苦悩や脆さを描くことで、ローガンを単なる残虐な戦闘キャラクターではなく、よりよい存在になろうともがく人物として表現している。
■限定版PS5本体と日本国内での販売情報
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、本作の発売に合わせて「PlayStation 5 デジタル・エディション “Marvel’s Wolverine” バトルイエロー リミテッドエディション」を2026年9月15日に数量限定で発売する。
セットには、爪で引き裂かれたような意匠を施した黄色のPS5 デジタル・エディション本体、同デザインのDualSense ワイヤレスコントローラー、『Marvel’s Wolverine』ゲーム本編のプロダクトコードが含まれる。日本国内での希望小売価格は96,980円で、Amazon.co.jpにて販売される。
「DualSense ワイヤレスコントローラー “Marvel’s Wolverine” バトルイエロー リミテッドエディション」の希望小売価格は12,480円だ。「PlayStation 5用カバー “Marvel’s Wolverine” バトルイエロー リミテッドエディション」と「PlayStation 5 Pro用カバー “Marvel’s Wolverine” バトルイエロー リミテッドエディション」は、それぞれ9,980円で販売される。
日本では、限定版PS5本体と周辺機器の予約受付が8月19日から順次開始される。限定版PS5本体はAmazon.co.jp、DualSense ワイヤレスコントローラーと本体カバーは全国のPlayStation取扱店で取り扱われる。
■注目ポイントQ&A
●『Marvel’s Wolverine』の怒りゲージとはどのようなシステムですか?
コンボを成功させることで怒りゲージがたまり、3段階のレイジレベルが上昇します。レイジレベル2ではコンボが強化され、体力が尽きた際に怒りを使って回復する“ラストスタンド”が利用できます。レイジレベル3では攻撃がさらに強力になり、敵の武器を奪って使うものを含むクリティカル攻撃が可能になります。
●『Marvel’s Spider-Man』のようなオープンワールドゲームですか?
いいえ。テランバンやマドリプールなど複数の地域を舞台とする、リニアな物語主導型アクションアドベンチャーです。自由に都市全体を巡回する形式ではありませんが、各エリアには収集物や強化素材、“ナイトメア・ドア”などの探索要素があります。
●日本向けの価格はいくらですか?
スタンダードエディションの希望小売価格は8,980円、デジタルデラックスエディションは9,980円です。限定版のPS5 デジタル・エディションは96,980円、限定DualSense ワイヤレスコントローラーは12,480円、本体カバーはPS5用、PS5 Pro用ともに9,980円です。
●限定版PS5本体の予約はいつ始まりますか?
日本では2026年8月19日から順次予約受付が始まります。限定版PS5本体はAmazon.co.jp、限定DualSense ワイヤレスコントローラーと本体カバーは全国のPlayStation取扱店で販売されます。
元記事: Marvel’s Wolverine Previews: Rage Meter Makes This More Than Spider-Man With Claws
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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