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今日の為替市場ポイント:163円が意識されるとドルに対する下押し圧力がかかりやすい
記事提供元:フィスコ
*08:36JST 今日の為替市場ポイント:163円が意識されるとドルに対する下押し圧力がかかりやすい
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円63銭まで下落後、162円29銭まで上昇し、162円24銭で引けた。米6月消費者物価指数(CPI)の鈍化で年内の利上げ観測が後退し、一時ドル売りが優勢となった。その後、ウォーシュFRB議長が下院証言でCPIの結果を受け、「任務完了」とは認識していないとし、高インフレを容認しないと、断固とした姿勢を示したほか、米軍がイラン軍事施設の追加攻撃を発表し、原油価格上昇に連れ、ドル買い戻しが強まった。
本日7月15日の米ドル・円は伸び悩みか。前日発表の6月米消費者物価指数(CPI)は前月比-0.4%、前年比+3.5%と市場予想を下回る鈍化となり、ウォーシュFRB議長も14日から15日にかけて議会証言を行っているが、インフレ沈静化の一方でホルムズ海峡を巡るイラン情勢の緊迫化が原油高・長期金利上昇を通じてドル買いを支えており、ドル高円安の流れは継続する可能性がある。ただ、1ドル=163円に近づくほど為替介入が警戒され、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念による円売りも観測され、米ドル安円高に振れる展開は想定しにくいが、日本の防衛ラインとみられる163円が意識されると為替介入への警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。また、15日には中国の4-6月期GDPなど主要指標の発表も控えており、リスクセンチメント次第でクロス円のボラティリティが高まる可能性もある。《CS》
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