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【注目銘柄】スターゼン、今2027年3月期は経常最高益更新見通し、記念優待と自己株式取得が支援材料
■記念優待と株主還元策を手掛かりに25日線を維持
スターゼン<8043>(東証プライム)は、前日2日に9円安の1138円と続落して引けた。日経平均株価が200.09円安と3営業日ぶりに反落したことから、5月14日につけた年初来安値1080円からの底上げ途上にある同社株にも、目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ、取引時間中の安値1127円からはやや引き戻し、25日移動平均線をキープして下げ渋る動きもみせた。
同社株は、今年5月26日に日本マクドナルドホールディングス<2702>(東証スタンダード)との取引開始55周年を記念した株主優待制度を発表している。同時に発表した自己株式取得に加え、今2027年3月期の経常利益が連続して過去最高を更新すると見込まれ、配当も連続増配を予定していることなどから、配当・優待権利取りの総合利回り買いが交錯した。
テクニカル面でも、年初来安値からの底上げで5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現し、上昇トレンド転換を示唆しており、手掛かり材料視されている。
■50円の連続増配と自己株式取得で総還元性向は50%超
同社は、日本マクドナルドが日本に進出し、1971年に銀座1号店をオープンしたときから、同社のハンバーグに使用するビーフパティの納品を開始した。今年7月に取引開始55周年を迎えるのを記念して、株主優待制度を実施する。今年9月末に100株以上を保有する株主にマクドナルドカード1000円分を贈呈する。
同社はすでに、200株以上を保有する株主にマクドナルドカードや同社グループ製品を贈呈する株主優待制度を実施しており、優待利回りは一段とアップする。また、今2027年3月期配当は、年間50円(前期実績43円)に連続増配の予定で、総合利回りも上昇する。
■取得上限150万株、15億円規模の自己株式取得を推進
一方、自己株式取得は、「中期経営計画2030」で株主還元の拡充を経営の最重要課題の一つと位置付けたことから、株主還元の一層の充実を図ることを目的としている。取得株式総数は150万株(発行済み株式総数の2.6%)、取得総額は15億円、取得期間は今年7月1日から12月31日までとして推進する。この自己株式取得と今期の年間配当50円を合わせると、総還元性向は50.5%となる。
今2027年3月期業績は、売り上げ4700億円(前期比4.9%増)、営業利益92億円(同5.0%増)、経常利益114億円(同3.4%増)、純利益85億円(同1.9%増)と見込む。経常利益は連続して過去最高を更新する見通しだ。
■PER7倍、PBR0.6倍の割安修正で年初来高値奪回に再発進
株価は、昨年11月の自己株式立会外買付取引や中期経営計画の発表をテコに、今年2月に年初来高値1385円まで買い進まれた。その後、3月期業績の発表で前期業績がやや下ぶれ着地したことが響き、年初来安値1080円へ調整した。
ただ、記念優待制度と自己株式取得を手掛かりに、下げ過ぎ修正として底上げし、5日線が25日線を上抜くミニGCを示現して上昇トレンド転換を示唆した。PERは7.6倍、PBRは0.67倍、総合利回りは6%超となお割安であり、年初来高値奪回に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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