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大日本印刷、オーストリア上場企業を最大約677億円で買収へ
■決済ICカード・国民ID分野を強化、アジアと欧米・アフリカの基盤を融合
大日本印刷<7912>(東証プライム)は5月13日、オーストリア上場企業AUSTRIACARD HOLDINGS AGを公開買付けにより買収する方針を発表した。同社は同日、AUSTRIACARDと戦略的枠組みを定めた基本合意書を締結し、筆頭株主で発行済株式の約74.58%を保有するNikolaos Lykos氏とも応募契約を結んだ。公開買付価格は1株当たり10.0ユーロ、希薄化考慮後の株式価値は約3億6400万ユーロ(約677億円)を見込む。
AUSTRIACARDは1897年創業のグループで、欧州・アフリカ・北米を中心に決済ICカード、国民IDソリューション、バリアブルセキュリティ印刷事業を展開する。決済カードでは銀行・フィンテック向けに年間約1億枚のカード製造・発行サービスを提供し、AIなどを活用したソリューション開発も進めている。大日本印刷はアジアでの基盤と同社の欧米・アフリカでの事業基盤を組み合わせ、情報セキュア関連事業のグローバル展開を強化する。
公開買付けは2026年6月中旬を開始日とし、当初公開買付期間は7月上旬から8月下旬までの4週間~10週間を予定する。成立には発行済普通株式の75%以上の応募や、外資規制・競争法上の承認などが前提となる。取得価額は約2億7300万ユーロ~3億6400万ユーロ(約508億円~677億円)で、2027年3月期第2四半期中に連結子会社化する予定。2027年3月期連結業績への影響は軽微と見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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