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リユース業:買取王国が「増益基調」を維持する理由
買取王国(3181東証スタンダード)。会社四季報曰く。「中古品の買い取り・販売。衣料、ホビー主の路面店「買取王国」を東海地盤に展開、工具店が急成長」(特色欄)。業績欄の見出しは【増益続く】。いわゆる「リユース業」。物を大切に使う・・・という風潮の深まりに伴い、市場規模は今後も拡大傾向とされている。
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買取王国の収益動向、取り扱っているリユースの対象については後に縷々記すが、創業者会長:長谷川和夫氏のこんな発信にリユース業の「極意」を感じた。
「私たち買取王国の事業領域は、価値再生感動追求業だ。・・・・創業当初、一人のスタッフが『古着をもっと扱えば、客に喜ばれる。売り場を大きくして欲しい』と言ってきた。本人は古着売買の経験者だった。任せたら、彼は素晴らしい結果を出した。
この時『自分が決めたことなので一生懸命に努力する。おかげでスタッフと顧客は非常に強く結びついた』。『商品の価値や情報を知っているからこそ売れ筋もわかり、買取の査定、転売する時の売価設定も任せられると痛感した』」。
事業に関わってくるスタッフの大方は、多面的なにリユースに関わった面々。「上から目線での取組は、マイナス」という分けだ。
収益動向は、順調。2020年2月期「3.2%増収、219.4%営業増益、5円配開始」-21年2月期「0.0%増収、15.7%増益、1円増配6円配」とコロナ禍に打ち勝つと以降も、「1.2%増収、55.0%増益、7円配」-「18.5%増収、98.5%増益、8円配(23年3月1日付けで1:2分割)」-「14.9%増収、27.9%増益、10円配」-「16.1%増収、14.8%減益、10円配」。
ちなみに前25年9月期は売上高過去最高。14.8%減益を決算資料は「人件費値上げ/店舗運営費増という環境の中、とことん買い取りに向かった」としている。次に備えての在庫の積み上げ。
そして今2月期は「12.6%増収(88億1000万円)、18.6%増益(5億円)」計画。25年3月から今年2月までの既存店売上高は、いずれも前年比100%超で推移している。
買取王国グループの店舗数は今年4月3日時点で、86店舗(内FC7店舗)。以下の様な業態が運営されている。
<買取王国総合リユース><良品買館/関西地方の総合リユース/買取王国との大きな違いは、家具・家電などが大量に扱われている点><工具買取王国/電動工具・エア工具・油圧工具・電材・建材・重機を取り扱い><衣類アウトレット><買取七福/買い取り専門店><ブランド古着専門店><ヴィンテージ専門店>。
本稿作成中の株価は800円台終盤。昨年盛夏の1100円水準から11月の800円余水準にまで整理後、1月に954円まで買い直され3月初旬800円台前半まで調整。過去9年間の修正済み株価パフォーマンス3.8倍弱。
(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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