日本化薬、富士薬品の注射剤事業を子会社化へ、生産能力拡充で成長加速

2026年3月31日 07:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■受託開発・製造機能を取り込み、安定供給と生産拡大を両立

 日本化薬<4272>(東証プライム)は3月30日、富士薬品の医薬品製造事業の一部を承継する新設会社の株式を取得し子会社化すると発表した。対象は医療用医薬品(注射剤)の受託開発・製造を主に担う富山第二工場の事業で、同日付で株式譲渡契約を締結した。医薬事業の中核である抗がん薬およびバイオシミラーの安定供給体制の強化と生産能力の拡充を狙う。

 取引は、富士薬品が当該事業を承継する100%子会社を新設し、吸収分割により事業を移管した上で、日本化薬が全株式を取得する手順で進める。新設会社は富山県富山市に設立予定で、資本金1百万円、株式数5,000株とする。売上高は約3,000百万円(2026年3月期見込)で、注射剤の受託開発・製造を担う。

 日程は、2026年4月30日に新設会社を設立し、同年10月1日に吸収分割の効力発生および株式譲渡を予定する。関係当局の許認可などにより変更の可能性がある。今回の株式取得が2026年3月期の連結業績に与える影響は軽微とする一方、中長期的には事業成長と企業価値の向上に寄与する見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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