札幌都心部の大通西4丁目再開発、ビル名称が「SAPPORO ONE」に

2026年1月6日 16:51

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SAPPORO ONEの外観イメージ(平和不動産発表資料より)

SAPPORO ONEの外観イメージ(平和不動産発表資料より)[写真拡大]

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 札幌市都心部の大通地区で計画が進む西4南地区第一種市街地再開発事業(中央区大通西)で、建設中の地上36階建てビルの名称が「SAPPORO ONE(サッポロワン)」に決まった。再開発組合の事業協力者を務める平和不動産が明らかにした。

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 名称のSAPPORO ONEには、大通公園と札幌駅前通が交差する大通西4南地区が人の流れと都市機能、札幌らしい自然が交わる場所であることから、「札幌で唯一無二の拠点が生まれる場所にしたい」という思いを込めた。略称は「サツワン」。ローマ字のSAPPORO ONEの上と右にラインを引いたロゴは、大通公園と札幌駅前通を表現している。

 建設中のビルは高さ185メートルの地下3階、地上36階建て延べ約10万平方メートル。地下は駐車場など、低層階は商業施設、滞留拠点のアトリウムテラス、中層階はオフィス、高層階は国際水準の高級ホテル「パークハイアット札幌」(157室)が入る複合施設。地下では札幌市営地下鉄大通駅と接続する。大通交流拠点の地下広場も拡充される。

 大通公園の南に新たなエネルギーネットワークの構築を目指した地域冷暖房プラントや、大災害時の帰宅困難者受け入れ施設、防災備蓄倉庫の整備も進める。

 大通公園周辺の魅力向上や札幌市の国際競争力向上につながる施設整備、環境に配慮した防災拠点づくりを目指し、再開発組合が2025年10月から新築工事に入っている。完成は2029年8月の予定。

 再開発組合は当初、北海道新幹線の札幌延伸に合わせた開業を目指していた。しかし、延伸時期が難工事続きで2030年末の目標に間に合わなくなり、2038年度末以降とみられる事態になった。訪日外国人観光客の増加もあり、延伸を待たずに開業することにしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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