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L is B、BIMソリューション企業IU BIM STUDIOを買収、建設DXを強化
■みずほ銀行から5.5億円借入
L is B<145A>(東証グロース)は10月22日、建設業向けBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)事業を手掛けるIU BIM STUDIO(大阪市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得対価は約5億5000万円で、みずほ銀行から同額を借入れる。株式譲渡契約の締結日は10月22日、譲渡実行日は10月31日を予定している。2026年10月期の業績目標達成度に応じて最大5千万円のアーンアウト対価を追加支払いする条項も設け、取得リスクの軽減を図る。
同社は「direct」をはじめとするSaaS型現場DXサービスを展開しており、導入企業は5500社を突破している。建設分野では国土交通省が2023年度から公共事業にBIM/CIMを原則適用したことで市場拡大が進む中、BIM専門人材の育成力とスーパーゼネコンとの取引実績を持つIU BIM STUDIOを傘下に収めることで、現場DXに加え設計・計画領域までを包括したデジタルソリューションの提供を目指す。
両社の顧客基盤を生かしたクロスセルや、同社のAI技術・開発力と対象会社の業界知見を融合させた新サービスの創出を進めるほか、専門人材の安定確保による収益力向上も見込む。2025年12月期の業績予想に変更はなく、同年12月期第4四半期から貸借対照表のみ連結対象とする予定である。損益計算書への反映は2026年12月期第1四半期からを予定し、正ののれんが発生する見込みとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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