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伊藤園、「第三十六回お~いお茶新俳句大賞」入賞作発表、応募総数185万句
■15歳・阿見果凛さんが文部科学大臣賞、歴史と無名の人々を詠む
伊藤園<2593>(東証プライム)は10月15日、「第三十六回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の入賞作品を発表した。応募総数は世界61か国から48万7670人による約185万句に達し、文部科学大臣賞や金子兜太賞をはじめ計1000句が入賞した。文部科学大臣賞には大阪府高槻市の高校生、阿見果凛さん(15歳)の句「凍星や歴史に残らない仕事」が選ばれた。
■入賞作品1000句を発表、製品パッケージに受賞句を掲載へ
今回の受賞作品は、個人の内面や社会へのまなざしを繊細に表現したものが多く、自由で新しい俳句表現の広がりを示している。金子兜太賞は岡山県岡山市の矢野啓介さん(45歳)の「感情の海に一頭くじら飼う」が受賞。阿見さんは小学2年生から俳句を始め、洛南高等学校俳句創作部に所属し俳句甲子園にも出場。矢野さんは日本語学校勤務で9年の経験を持ち、前回に続く2回目の入賞となった。
同大賞は1989年の創設以来、俳句文化の普及と次世代育成を目的として開催されており、今回までの累計応募数は約4730万句に達する。今回も全国2968校からの応募があり、特に中高生の参加が増加している。俳句を通じた表現教育が広がる中、同社は自社製品パッケージを活用した文化活動として、本大賞を現代的な「言葉のメディア」と位置づけている。
入賞者1000名には、自身の句が掲載された特別デザインの「お~いお茶」が贈られる。次回「第三十七回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は11月3日より募集を開始予定で、詳細は専用サイトで公開される。自由な表現を尊重する本大賞は、俳句を通じた多様な感性の交流を促し、生活の中に息づく日本語文化の継承に貢献している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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