ほくほくFGは2016年以来の高値に迫る、業績予想の増額修正など好感

2025年2月4日 12:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■貸出金利息や有価証券利息の増加など寄与

 ほくほくFG(ほくほくフィナンシャルグループ)<8377>(東証プライム)は2月4日、一段高となり、11%高の2292円(228円高)まで上げた後も堅調に推移。2024年6月につけた2016年以来の高値2323円に迫っている。北海道銀行や北陸銀行の持ち株会社で、3日15時30分に第3四半期決算と2025年3月通期連結業績予想の増額修正を発表、好感されている。

 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は経常収益が前年同期比4.4%増加し、経常利益は2.0倍となった。25年5月通期の連結業績見通しは、貸出金利息や有価証券利息の増加などにより資金利益が当初予想を上回る見込みとなった。また北海道リース株式会社を持分法適用会社としたことによるその他経常収益の計上などを踏まえ、24年5月に開示した前回予想に対し、経常利益を21%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同40.0%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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