日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が緩和

2024年1月16日 14:11

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記事提供元:フィスコ

*14:11JST 日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.84(低下率3.74%)の21.63と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.94、安値は20.97。

今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、取引開始後は売りが優勢の展開となり、日経225先物はマイナス圏での推移となっている。日経225先物は昨日までの6日続伸で2770円上昇しており、短期的な過熱感が意識されたが、今日は株価下落で高値警戒感が緩和。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》

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