バッテリーに負荷かけずドラレコ作動させるバックアップ電源 フルークフォレストが発売

2023年7月3日 18:28

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駐車録画でバッテリー上がりの心配がなくなるドライブレコーダー用バックアップ電源(画像:フルークフォレスト発表資料より)

駐車録画でバッテリー上がりの心配がなくなるドライブレコーダー用バックアップ電源(画像:フルークフォレスト発表資料より)[写真拡大]

 フルークフォレストは、ドライブレコーダー用バックアップ電源を、クラウドファンディングサイトMakuakeにて先行発売した。停車中のドライブレコーダー使用によるバッテリー上がりを防止する。

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 走行中のトラブルや事故、また走行風景を記録として残す人も増え、ドライブレコーダーへの需要が高まっている。だが実際にテレビなどで放映されるあおり運転の映像のようなトラブルはめったに起きることはなく、クルマのトラブルは、バッテリー上がりのほうが多い。

 しかもバッテリー上がりは走行中ではなく、エンジン停止時にも発生する。駐車監視機能を備えたドライブレコーダーをバッテリー直結で使用していると、バッテリー上がりのトラブルに発展する恐れも高まる。

 駐車中のクルマの当て逃げなど、トラブルを撮影しようとしていたことが仇となり、バッテリー上がりでクルマの使用ができなくなる恐れがあるということだ。

 実際、Freeasyが実施した駐車監視機能のイメージに関するアンケートでは、約半数近くが、バッテリー上がりを心配していると回答している。

 今回登場したドライブレコーダー用バックアップ電源は、走行中充電した電気により、エンジン停止後にドライブレコーダーを稼働させる。無停電電源装置のため、電圧が完全に0Vになることなく、安定した電源供給が可能だ。

 また車内の熱にも対応できる150度の耐久性があるため、ポータブル電源とも性能が異なる。リチウムイオンバッテリーの発熱や液漏れ対策も施している。

 取り付け方法は、本体をシガーソケットに差し込むだけであり、ドライブレコーダーは、車体のヒューズボックスを開ける必要がなく、本体に常時電源とアース、そしてACCをつなぐだけで使用可能だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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