都市型水族館「アオアオ サッポロ」札幌の新複合施設内に

2023年6月18日 16:02

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記事提供元:ファッションプレス

 都市型水族館「アオアオ サッポロ(AOAO SAPPORO)」が、2023年7月20日(木)、北海道・札幌で再開発が進められている複合ビル「モユクサッポロ(moyuk SAPPORO)」内に開業する。

■都会で癒しの時間に浸る、都市型水族館「アオアオ サッポロ」

 札幌市営地下鉄「大通駅」から徒歩3分、札幌市電「狸小路駅」から徒歩1分の狸小路商店街に面した場所に開業を迎える複合商業施設「モユクサッポロ」。水族館「アオアオ サッポロ」は、その4階から6階の3フロアを占める都市型水族館で、各フロアずつ3つのゾーンで構成される。

“生命のワンダー 〜みえないものがみえてくる〜”をテーマに、生物たちの営みを観察することを通じて、地球の多様性を感じることのできる展示施設を目指す。

■<4階>水族館のバックヤードに潜入!水族館の仕組みを知る

 「コネクト(CONNECT) ~人と水の世界をつなぐ~」と題された4階では、水族館の裏側を支えるバックヤードに入り込み、海水の製造過程や展示生物の健康管理の様子などを間近でみることができる。水族館という施設の仕組みを知られるだけでなく、水族館で働くスタッフたちの生物たちへの愛情や仕事への情熱に触れることができそうだ。

■<5階>ネイチャーアクアリウムやライブラリーアクアリウム

 5階には、「スコープ(SCOPE) ~見えなかった世界を見つめる~」というテーマを設けて、生物たちの営みを観察する展示ゾーンを設ける。

なかでも、世界3か所目となる「ネイチャーアクアリウム」は必見。4つの水景に囲まれた和の空間が広がる、「アオアオ サッポロ」の「ネイチャーアクアリウム」では、小さな生物たちの営みを、自然のありのままの姿で観察することができる。水草が繁茂する美しい水中景観が広がるこの場所で、癒しの時間に浸ってみてはいかがだろうか。

 また、「ライブラリーアクアリウム」は、生物の特徴や魅力にフォーカスし、水槽と本が図書館のように展示される。大小様々な43本の水槽には観察ポイントが書かれており、本を1ページずつ読みすすめていくように、それぞれの生物たちの生きざまのストーリーを追うことができる。

■<6階>ペンギンのダイナミック展示や没入感たっぷりデジタルアート

 両足でホップして移動する習性があるキタイワトビペンギンの行動を間近で観察できるのは、6階の「コモンス(COMMONS) ~ひとつの世界を分け合う~」フロア。六角形の展示ブロックを用いた陸場の形状を変化できる世界初の展示システムが導入されており、キタイワトビペンギンたちの生き生きした姿をよりダイナミックに感じることができる。

 熱帯地方原産の植物が生い茂る「グリーンルーム(GREEN ROOM)」では、世界で最も小型のペンギン「フェアリーペンギン」を展示。オーストラリア南部とニュージーランドに生息する、青みがかったグレーの体色が特徴のペンギンだ。水族館でありながら植物園のような雰囲気の展示室にはベンチも設置されており、リラックスしたひとときを過ごすことができる。

 さらに、広大な海の世界をデジタルアートで再現した展示「ブルールーム(BLUE RIOOM)」も展開。幅約20メートルの大型スクリーンには、実物大のシャチやマッコウクジラなど海の生き物たちに出会えるストーリーが投影される。また。来館者の動きに反応して水の波紋が現れたり魚が寄ってきたりするといったギミックも仕込まれており、まるで知床の海の中で遊んでいるかのような没入感を味わえる。

 その他、水の中を浮遊するプランクトンたちを観察できる「プランクトンルーム(PLANKTON ROOM)」、熱帯地方原産の瑞々しい植物が繁茂する「グリーンルーム(GREEN ROOM)」も同フロアで楽しむことができる。

■北海道初の“パンバル”&ミュージアムショップ

 展示とともに楽しみたいのが、パンバル「シロクマベーカリー&」のメニュー。「シロクマベーカリー&」は、北海道内初となる“パンとお酒が楽しめるパンバル”で、店内には道産小麦を使用したクロワッサンや、地元の素材を利用したバルメニューを用意している。

 また、お土産を買うなら4階エントランスに併設される「ミュージアムショップ」へ。オリジナルグッズを販売するほか、館内展示やイベントと連動する期間限定グッズも取り扱う。

【詳細】
アオアオ サッポロ(AOAO SAPPORO)
開業日:2023年7月20日(木)
営業時間:10:00〜22:00(最終入館21:00)
※季節によって変更する場合あり。
休館日:年中無休
※施設メンテナンス等により臨時休館する場合あり。
料金:大人(高校生以上) 2,200円または2,000円、子ども(小中学生) 1,100円または1,000円、幼児(3歳以上) 200円
※料金は時期によって変動する。
住所:北海道札幌市中央区南2条西3丁目20番地 モユクサッポロ 4階~6階
アクセス:札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅徒歩3分、札幌市電「狸小路」駅徒歩1分
※画像はすべてイメージ。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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