手が届かない時に便利! 駐車券専用のトング「トレッタング」発売 AS MUST

2023年6月3日 16:06

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正式販売されることになった駐車券を取りやすくする「トレッタング」の使用イメージ(画像:ピーコックブルー発表資料より)

正式販売されることになった駐車券を取りやすくする「トレッタング」の使用イメージ(画像:ピーコックブルー発表資料より)[写真拡大]

  • 「トレッタング」(画像:ピーコックブルー発表資料より)

 ピーコックブルーが運営する自動車グッズの販売サイト「AS MUST」は1日、駐車券発券機専用トング「トレッタング」の正式販売を開始した。コインパーキングなどの駐車券発券機を利用する際に、「もう少しなのに手が届かない」という問題を解決するために開発されたアイテムだ。

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 公共の駐車場などで、駐車券が発行されても車内から手が届かず苦労した経験を持つ人は多いのではないだろうか。最近は背の高いSUVも多くなったが、既存の駐車券発券機はセダンをベースにした高さなのため、さらに届きにくいといった声も聞こえる。

 駐車券が届かないとシートベルトを外し、身を乗り出して駐車券を取ろうとするが、それでも取れないときはドアを開けるしかない。さらにドアが開かないほど狭い場所の場合は、クルマを1度下げて再度幅寄せするか、それができない場合はインターホンで管理者を呼び出すしか方法はない。

 特に大きな外車や、フェンダーが大きく張り出したスポーツカーは、発券機のある駐車場では駐車券を取るのが大変だろう。そこで登場したのがトレッタングだ。

 発想は非常にシンプルで、トングの形をしたアイテムだ。先端には40mm×15mm×1mmのゴムが装着されており、掴んだら滑って外れることはない。さらにボディはスプリング機能を兼ね備えたポリカボネート製のため、スプリング効果も相まって駐車券をがっちり掴む。

 本体の大きさは、200mm×40mmとコンパクト設計のため、グローブボックスやドリンクホルダーへの収まりもよく、使うときも素早く取り出せるサイズだ。

 200mm×40mmと聞くと、短くないか、と思うかもしれない。だが実際の駐車券と手の距離が20cm以上開くことはほとんどないため、このサイズでも問題なく使用できるはずだ。

 また駐車券を取るだけでなく、車内にモノを落としたときに拾うアイテムとしても役に立つだろう。価格は2,750円(税込)。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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