横浜・日本大通りのホテルと店舗の複合開発、6月14日開業へ NTT都市開発

2023年5月23日 08:14

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複合施設の外観(画像: NTT都市開発の発表資料より)

複合施設の外観(画像: NTT都市開発の発表資料より)[写真拡大]

  • 複合施設の外観(画像: NTT都市開発の発表資料より)
  • ホテルのエントランスイメージ(画像: NTT都市開発の発表資料より)

 NTT都市開発とグループ企業のUDホスピタリティマネジメントは、横浜市中区で進めてきたホテルと店舗の複合開発「横浜日本大通りプロジェクト」(中区日本大通)を6月14日にオープンする。横浜高速鉄道みなとみらい線の日本大通り駅に直結した施設で、近隣のオフィスワーカー、住民だけでなく、広範囲からの集客が見込まれている。

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 施設は約1,600平方メートルの敷地に建つ鉄筋コンクリート一部鉄骨地下2階、地上17階建て延べ約1万4,000平方メートル。シンガポールに本社を置き、世界各国にホテル、サービスアパートメント(滞在型ホテル)を展開する「アスコット」のサービスアパートメント「シタディーンハーバーフロント横浜」と、1階に洋菓子店、喫茶店が入居する。約50台分の駐車場も用意する。

 シタディーンハーバーフロント横浜は約240の客室を持ち、会議室、ジム、ラウンジ、コインランドリーを備える。キッチン付きの客室もあり、短期だけでなく、長期滞在にも利用できる。シタディーンは東京都、京都府、大阪府で計4施設をオープンしているが、神奈川県での開業は初めてになる。

 洋菓子店は横浜発祥の「ストラスブール」。手作りでこだわりの味の洋菓子を提供する。喫茶店は老舗の「珈琲館」。店内は明るいガラス張りで、本町通りに面した屋外にテラス席を設ける。ホテルと2店舗がコラボしたサービス提供も予定している。

 整備場所はNTT都市開発が保有していた「アーバンネット横浜ビル」の跡地で、横浜市を代表するビジネス街・観光スポットの関内エリアに位置する。かつて横浜電話交換局があり、1890年に国内で初めての電話交換業務が開始された場所としても知られている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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