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マーチャント・バンカーズ、建設業への取組を強化、許可申請に向け定款変更など進める
■現状は建設業許可の不要な範囲で取組むが、認可を受け受注体制を構築
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は5月22日午後、建設業の許可を受けるため、必要な体制を整備し、建設業への取り組みを強化すると発表した。2023年6月下旬に開催する予定の第99回定時株主総会において、定款の事業目的の変更を行うなどの手続きを進め、許可申請を行う。
■年間7億円台の家賃収入売り上げを10億円に
同社は、投資会社として、主に、安定性に優れた収益用マンションにターゲットにした不動産投資に取り組んでいる。年間7億円台の家賃収入売り上げを10億円とする目標を掲げ、積極的に収益性と資産性の高い大都市圏の賃貸マンションを取得している。保有する物件の売却も積極的に行い、物件売却による利益により購入原資を強化し、安定的収益の源となる優良な収益物件を資産として積み上げている。
さらに、不動産に関連した事業の強化や、不動産以外の社会性や将来性の高い投資案件への投資を行っており、不動産に関連した事業としては、子会社株式会社MBKハウスマネジメントにおいて、ハウスクリーニング・メンテナンス事業、リノベーション事業並びに不動産管理事業、さらに、工事に関しては、業務提携先である株式会社アビスジャパン(さいたま市北区)の受注するハウスリフォーム工事への事業投資など、工事案件への投資に積極的に取り組んでいる。
現状、工事については、軽微な工事の受注や、工事案件への投資など、建設業許可の必要のない範囲で取り組んでいるが、必要な体制の整備を行い、建設業の認可を受け、規模の大きな工事を受注できる体制を構築することにより、建設関連の事業を強化する。
具体的には、2023年6月下旬開催予定の第99回定時株主総会において、定款の事業目的の変更を行うともに、建設業の経営業務の管理責任者並びに専任技術者を招聘し、建設業の許可を受けるために必要な要件を確保し、東京都に許可申請を行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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