18日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で3日ぶり反発、金融株が相場けん引

2023年5月18日 16:48

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記事提供元:フィスコ

*16:48JST 18日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で3日ぶり反発、金融株が相場けん引
18日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比13.09ポイント(0.40%)高の3297.32ポイントと3日ぶりに反発した。


中国経済対策に対する期待感が改めて意識される流れ。4月の中国経済指標は、多くが景気持ち直しの鈍化を示す内容だっただけに、当局は景気腰折れを回避するため、金融緩和を含む追加の経済対策を打ち出すとの見方が根強い状況だ。ただ、上値は重い。人民元安の進行が懸念されている。人民元の対米ドル相場は18日、オフショア人民元(CNH)が前日に続き1米ドル=7人民元台で推移。大台乗せは2022年12月以来だ。通貨安を背景に、海外からの資金が流出すると不安視されている。(亜州リサーチ編集部)


金融株が相場をけん引。中国農業銀行(601288/SH)が3.1%高、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.8%高、中国工商銀行(601398/SH)が2.6%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.9%高、中国太平洋保険(601601/SH)が1.4%高で引けた。


エネルギー株もしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が3.2%、中国石油化工(600028/SH)が2.2%、陝西煤業(601225/SH)が1.6%ずつ上昇した。メディア・娯楽株、ハイテク株の一角なども買われている。


半面、医薬品株はさえない。健康元薬業集団(600380/SH)と昆薬集団(600422/SH)がそろって1.6%、健民薬業集団(600976/SH)と浙江華海薬業(600521/SH)がそろって1.5%、薬明康徳(603259/SH)が1.4%ずつ下落した。消費関連株、素材株、不動産株なども買われている。


一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.46ポイント(0.16%)高の289.97ポイント、深センB株指数が1.24ポイント(0.10%)安の1179.63ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)《CS》

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