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ルノー・スポーツ最後のモデル、「メガーヌR.S.ウルティム」受注開始
ルノー・ジャポンは20日、ルノーのスポーツモデルの開発や、モータースポーツ分野の活動を担ってきたルノー・スポールの名を冠する最後のモデルとなる限定車「メガーヌ R.S.ウルティム」の受注受付を開始した。
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今回限定販売されるメガーヌR.S.ウルティムは、ルノー・スポールが設立された1976年にちなみ、全世界限定1976台が発売される。
ルノー・スポールは、設立からルノーのスポーツモデルだけでなく、F1をはじめとするモータースポーツでも活躍し、ルノーの技術やブランドイメージ向上に貢献してきた。今後は、ルノーグループの新たなブランドであるアルピーヌに引く継がれるため、長い歴史に幕を閉じることとなった。
ルノー・スポールの最終モデルとなるメガーヌR.S.ウルティムは、量産FF車最速マシンへの挑戦と情熱の集大成として、F1マシンの知見を凝縮した究極の最終モデルとして登場した。
エクステリアデザインは、大きく張り出した前後フェンダーが一目でただモノではない雰囲気を醸し出す。フロントには赤いBrembo製のブレーキキャリパーが、スポーティな雰囲気を一層高めているのが特徴だ。
リアデザインはセンター出しされた異形の大口径マフラーとリアディフューザー、そしてバンパーに貼られたマッドカラーのデカールによって、アグレッシブなスタイルを強調している。
室内空間も、レカロ製アルカンターラシートがレーシーな雰囲気を高め、さらにナッパレザーとステアリングホイールがドライバーを待ち受ける。
エンジンは、1.8L直列4気筒16バルブ直噴エンジンが最高出力300PS/6000rpm、最大トルクは6MTで400N・m、EDCモデルで420N・mを発生する。この卓越したエンジン性能により0-100km/hは5.7秒という。
6MTは、走りを堪能できるよう、サイドブレーキにレバー式を採用しているのも見逃せない。
もちろんEDCは、電子制御によりレーシングドライバーを超える俊敏なシフトチェンジを可能としており、誰もがスポーツ走行を堪能できる。
ルノー・スポールモデルのテスト/開発ドライバーで、ニュルブルクリンク市販FF車の最速記録を持つロラン・ウルゴンのサイン入りシリアルプレートが装着され、価格は659万円~となる。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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