日経平均VIは小幅に低下、株価の上値重く警戒感の後退は限定的に

2023年2月7日 14:11

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記事提供元:フィスコ

*14:11JST 日経平均VIは小幅に低下、株価の上値重く警戒感の後退は限定的に
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.11(低下率0.66%)の16.47と低下している。なお、今日ここまでの高値は16.60、安値は16.20。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は小幅に上昇して始まった。取引開始後、午前は日経225先物は底堅く推移し、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。ただ、日経225先物の上値は重く、午後は下げに転じており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードの後退は限定的となり、日経VIは昨日の水準近辺での推移となっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》

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