後場の日経平均は90円高でスタート、HOYAや丸紅などが高い

2023年2月3日 12:55

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27492.88;+90.83TOPIX;1966.68;+1.51


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比90.83円高の27492.88円と、前引け(27518.75円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27470円-27500円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=128.50-60円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が1.3%程度、香港ハンセン指数が2.0%程度それぞれ下落している。後場の日経平均は前場の中頃から伸び悩んだ流れを引き継ぎ、前引けに比べやや売りが先行して始まった。香港や上海の株価が下げていることに加え、今晩米国で発表される1月の米雇用統計などを見極めたいとして積極的な買いを手控えるムードがある。一方、前場の日経平均が一時27600円を上回り、このところの膠着相場を上放れる態勢に入りつつあるとの見方があり、下値を売り急ぐ動きとはなっていない。

 セクターでは、精密機器、電気機器、証券商品先物が上昇率上位となっている一方、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ZHD<4689>、NTN<6472>、ソニーG<6758>、HOYA<7741>、川崎汽船<9107>、村田製<6981>、武田薬<4502>、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、丸紅<8002>が高い。一方、三菱自<7211>、東電力HD<9501>、パナHD<6752>、JAL<9201>、KDDI<9433>、ローム<6963>、日本製鉄<5401>、日立<6501>、日本郵船<9101>、花王<4452>が下落している。《CS》

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