個別銘柄戦略:イトーキやネクステージなどに注目

2022年12月26日 09:09

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記事提供元:フィスコ

*09:09JST 個別銘柄戦略:イトーキやネクステージなどに注目
先週末23日の米株式市場でNYダウは176.44ドル高の33203.93、ナスダック総合指数は21.74pt高の10497.86、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円高の26215円。為替は1ドル=132.70-80円。先週末の海外市場で原油先物価格が上昇したことから米株式市場ではシェブロンなど資源・エネルギー関連株やキャタピラーなど資源開発関連株が上昇しており、東京市場でもINPEX<1605>やコマツ<6301>などに資金が向かいそうだ。国内要因では政府が23年度予算案を決定し、この中で、防衛・GX(グリーントランスフォーメーション)・子ども予算が大幅増額となったことから、三菱重<7011>やレノバ<9519>、西松屋チェ<7545>などが関連株として注目される可能性がある。個別の材料では、22年12月期業績予想を上方修正したイトーキ<7972>、22年12月期業績と配当予想を上方修正したパイロット<7846>、22年11月期業績と配当見込みを上方修正したネクステージ<3186>、自社株買いを発表したラサ商事<3023>、東京綱<5981>、おきなわFG<7350>、ニチハ<7943>、自社株買いを再開する方針と報じられた出光興産<5019>、新型コロナ治療薬の安定供給で中国現地企業と提携したと発表した塩野義<4507>などが物色されそうだ。一方、第3四半期累計営業利益が12.0%減となったニトリHD<9843>、23年5月期業績予想を下方修正したニイタカ<4465>などは軟調な展開が想定される。《FA》

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