スバル、「フォレスターXT-EDITION」発表 AWD車誕生50周年の特別仕様車

2022年12月24日 09:45

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フォレスター「XT-EDITION」(画像: SUBARUの発表資料より)

フォレスター「XT-EDITION」(画像: SUBARUの発表資料より)[写真拡大]

  • フォレスター「XT-EDITION」(画像: SUBARUの発表資料より)
  • インテリア(画像: SUBARUの発表資料より)
  • 1.8L BOXER 直噴ターボ “DIT”(画像: SUBARUの発表資料より)

 スバルは22日、SUBARU AWD車誕生50周年記念の特別車として、フォレスター「XT-EDITION」を発表した。価格は335万5,000円~341万円(消費税込)。

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■フォレスター「XT-EDITION」の概要

 特別仕様車「XT-EDITION」は、スバルの代名詞でもあるAWD車の誕生50周年を記念して設定される。現在のフォレスターは第5世代となり、スバルのラインアップの中でも最量販車かつグローバル戦略車の位置づけになっている。

 XT-EDITIONは、フォレスターの5つあるグレードの中でも2番目に高いSPORTがベース車両となっている。SPORTは上級装備を採用かつ、最上級グレードのSTI Sportと同じ1.8L DOHC 直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載している。ベース車両にアウトドアシーンを想起させるデザインを、エクステリアとインテリアに採用したのが今回のXT-EDITIONの特徴でもある。

■エクステリア

 エクステリアのデザインでは、フロントグリルが無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)+ブラック塗装となっている。SPORTではブラック塗装+ブラック塗装の組み合わせだったが、今回は無塗装である。ブラック素地がそのまま採用されることで、しっかりとしたイメージを漂わせている。

 さらにフォグランプカバー、リヤバンパ―ガード、リヤガーニッシュやルーフスポイラーなどをブラック塗装でまとめることで、より全体的に落ち着いたイメージを作り上げている。

 これらよりも大きなポイントになるのが、これまで北米モデルのみに存在した新たなエクステリアカラー「ガイザーブルー」を日本仕様車として初めて採用したことだ。特別色の扱いになるため、3万3,000円の有料オプションとなるが、ブラック塗装とは絶妙なマッチングである。

■インテリア

 インテリアも、SPORTではブラック塗装&ウルトラスエード表皮巻(ブラックステッチ)の組み合わせから、ブレイズガンメタリック塗装と名前だけでも強そうなデザインであることが伝わってくる。ベンチレーショングリル加飾やメッキドアインナーハンドルもブレイズガンメタリック塗装で合わせたことで、SPORTと比べてもインテリア全体が重厚な色合いになっている。シートはシルバーステッチを配した撥水ファブリック/合成皮革シートを採用。

 ラゲッジスペースにある撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)はレールが付いており、キャンプ用品やスノーボードの収納時に滑り込ませることができ、アウトドアにしっかり使えるアイテムだ。リヤゲートに連動して点灯消灯するカーゴルームランプはSPORTにもあるが、XT-EDITIONではLEDを採用。別にLEDリヤゲートランプも装備されているが、こちらはXT-EDITIONだけの特別装備になっている。

 視界拡張を目的としたアイサイトセイフティプラスも、SPORTではオプションだったが、XT-EDITIONでは標準装備となっている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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