バッファローのNAS、NASとOneDriveの両方からファイルが消失するバグ

2022年12月21日 16:47

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記事提供元:スラド

バッファローは14日、同社の提供するOneDrive連携機能搭載するNASに不具合があることがあることが分かったと発表した。具体的には、OneDrive連携時に双方向同期モードを設定している場合、ブラウザーやWindowsのOneDrive連携ツール経由でOneDrive上のフォルダ名を変更や移動した場合、変更もしくは移動したフォルダー配下のファイルがNASとOneDriveの双方から消失するというもの(バッファロー)。

OneDriveから消えたデータは一定期間はOneDrive内のごみ箱に保持されているため復旧可能だが、ゴミ箱のデータ保持期間は個人アカウントで30日間、ビジネスアカウントは93日間となっており、これを経過しないよう注意する必要がある。

回避策としてはOneDrive上のフォルダー名変更や移動を行わないもしくは、OneDrive上のフォルダー名変更や移動が必要な場合でも、同期間隔を15分以上に設定することでOneDriveのデータ消失を回避することができるとしている。ファームウェアの更新で対処をおこなう予定だが、公開時期は2023年2月ごろになるという。対象となる製品はTS6000シリーズ、TS5020、TS5010シリーズ、TS3020、TS3010シリーズ、LS700シリーズとなっている。 

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