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日経平均VIは上昇、米物価統計やFOMCを警戒
記事提供元:フィスコ
*14:31JST 日経平均VIは上昇、米物価統計やFOMCを警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時30分現在、前日比+0.44(上昇率2.36%)の19.10と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.44、安値は18.69。
今週末9日の11月米卸売物価指数(PPI)、来週13日の11月米消費者物価指数(CPI)など米物価指標の発表や、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控え、市場では警戒感が広がりやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。午後は日経225先物がやや下げ渋っているが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退せず、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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