関西ペイントは直近までの4日続落から反発、ドイツ企業の株式取得に期待強まる

2022年12月1日 15:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■欧米で粉体塗料・合成樹脂事業を展開するCWSグループを連結化

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は12月1日、反発基調で始まり、取引開始後は1902円(25円高)まで上げて直近までの4日続落から出直っている。11月30日16時、ドイツの粉体塗料事業会社の株式取得(連結子会社化)を発表し、業容拡大などへの期待が強まっている。

 欧州及び米国で粉体塗料・合成樹脂事業を展開しているCWS Lackfabrik GmbH(ドイツ、デューレン市、CWSグループ)の株式を、欧州の連結子会社Helios社が取得し、「BtoBビジネスへのシフト」と「工業分野向け粉体塗料事業の強化」を目指す。株式譲渡実行日は2023年2月28日(予定)。第2四半期決算は堅調で、4~9月累計の連結売上高は前年同期比23%増加し、今3月期の予想も19%増を据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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