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日経平均VIは上昇、株価底堅いが地政学リスクを警戒
記事提供元:フィスコ
*14:06JST 日経平均VIは上昇、株価底堅いが地政学リスクを警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.41(上昇率2.17%)の19.28と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.38、安値は19.08。
ロシア製ミサイルがポーランド東部の村に着弾したと伝えられたことを受け、地政学リスクが意識され、市場心理は悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが優勢の展開となり、日経225先物は取引開始後に下げ幅を広げた。朝方の売り一巡後は日経225は下げ渋る展開となり、一時上げに転じたが、市場では地政学リスクが警戒され、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》
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