個別銘柄戦略:キーエンスや日特殊陶などに注目

2022年10月31日 09:06

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記事提供元:フィスコ

*09:06JST 個別銘柄戦略:キーエンスや日特殊陶などに注目
先週末28日の米株式市場でNYダウは828.52ドル高の32861.80、ナスダック総合指数は309.78pt高の11102.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比495円高の27505円。為替は1ドル=1470.70-80円。先週末の米株高を受け、今日の東京株式市場ではソフトバンクG<9984>やトヨタ<7203>など主力株が上昇しそうだ。また、米市場ではキャタピラーなどが好決算を手掛かりに上げており、東京市場でもコマツ<6301>など景気敏感株は堅調な展開が想定される。国内要因では、先週末に閣議決定された総合経済対策にリスキリング(学び直し)支援が盛り込まれ、また、岸田首相が次世代半導体開発に1.3兆円を投じると表明したことから、インソース<6200>や東エレク<8035>などの関連銘柄が注目されるだろう。個別の材料では、堅調な決算を発表したキーエンス<6861>、ZOZO<3092>、都競馬<9672>、業績予想を上方修正した日特殊陶<5334>、豊通商<8015>、アルプス<6770>、エプソン<6724>、ジェイテクト<6473>、東エレデバ<2760>、スターティアHD<3393>などが物色されそうだ。一方、低調な決算を発表したNEC<6701>、業績予想を下方修正したマキタ<6586>、アンリツ<6754>、UBE<4208>、今期赤字予想を発表した中部電<9502>、今期減益予想を発表したM&Aキャピ<6080>などは軟調な展開となるだろう。《FA》

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