後場の日経平均は80.81円安でスタート、トヨタ自やメルカリなどが下落

2022年10月27日 13:15

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27351.03;-80.81TOPIX;1906.15;-12.06


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比80.81円安の27351.03円と、前引け(27379.40円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27330円~27390円のレンジで低下傾向。ドル・円は1ドル=146.20−30円と午前9時と同水準。アジア市況では上海総合指数が序盤の上昇から一転して下落に転じてきている。一方、香港ハンセン指数は2%を超える上昇率で堅調推移。後場の日経平均は引き続き前日終値近辺でのもみ合い。アジア市況は概ね堅調で、時間外取引のダウ平均先物なども上昇しているが、メタ・プラットフォームズが決算を受けて時間外取引で急落するなど米主要企業決算では冴えないものも目立ち始めている。今晩の米株式市場ではアップルとアマゾン・ドットコムの決算が予定されており、これまでのGAFAM決算がすべて軟調な結果となっているだけに、警戒感が相場全体の上値を抑えているようだ。

 セクターでは鉱業、陸運、電気・ガス上昇率上位となっている一方、銀行、海運、繊維製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、日本電産<6594>、SMC<6273>、オムロン<6645>などが大きく上昇している。一方、キヤノン<7751>が急落。また、トヨタ自<7203>、郵船<9101>、三菱UFJ<8306>、商船三井<9104>、三井住友<8316>、川崎汽船<9107>、メルカリ<4385>、アサヒ<2502>などが大幅に下落している。《FA》

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