東京為替:ドル・円は下げ渋り、為替介入に観測も149円台を回復

2022年10月24日 17:15

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記事提供元:フィスコ

*17:15JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、為替介入に観測も149円台を回復

24日の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本政府による円買い介入が観測され、ドルは早朝の取引で149円71銭から145円56銭まで値を切り下げる場面もあった。ただ、日米金利差によるドル高・円安でその後は値を戻し、夕方には149円台前半に持ち直した。

・ユーロ・円は147円39銭から143円80銭まで下落。
・ユーロ・ドルは0.9899ドルから0.9822ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円149円20-30銭、ユーロ・円146円60-70銭
・日経平均株価:始値27,233.00円、高値27,308.97円、安値26,974.90円、終値26,974.90円(前日比84.32円高)

【要人発言】
・岸田首相
「投機による過度な変動は容認できない」
「過度な変動には適切に対応」
・鈴木財務相
「為替介入についてはコメントしない」
「為替平衡操作は変動為替制度の下で実施」
「高い緊張感を持って為替の動向を注視」
「市場を通じて投機筋と厳しく対峙」
・神田財務官
「為替介入について、コメントしない」

【経済指標】
・独・10月製造業PMI速報値:45.7(予想:47.0、9月:47.8)
・独・10月サービス業PMI速報値:44.9(予想:45.0、9月:45.0)
・ユーロ圏・10月製造業PMI速報値:46.6(予想:48.0、9月:48.4)
・ユーロ圏・10月サービス業PMI速報値:48.2(予想:48.4、9月:48.8)《TY》

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