大阪金概況:上昇、金市場への資金流入が細るとの懸念が後退

2022年10月5日 16:05

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記事提供元:フィスコ

*16:05JST 大阪金概況:上昇、金市場への資金流入が細るとの懸念が後退
大阪取引所金標準先物 23年8月限・日中取引終値:7936円(前日日中取引終値↑40円)

・推移レンジ:高値7951円-安値7918円

5日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は上昇した。市場では、先行き景気への配慮から欧米の主要中央銀行による積極的な金融引き締めの姿勢が緩むとの思惑が広がり、今後、金市場への資金流入が細るとの懸念が後退し、金先物は買いが先行した。一方、今日の東京株式市場で日経平均が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク資産選好が進み、安全資産としての金の投資需要が萎むとの見方が強まった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は朝方に高値をつけた後は上値の重い展開となった。《FA》

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