ケンウッド、初の3年保証付きドラレコ発売 前後2カメラ 最大100時間録画

2022年10月1日 16:01

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10月より新発売となる前後同時撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」(画像:JVCケンウッド発表資料より)

10月より新発売となる前後同時撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」(画像:JVCケンウッド発表資料より)[写真拡大]

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」を10月下旬より発売する。同社の市販向けとしては初となる3年間長期保証を付与し、最大128GBまでのマイクロSDカードを同時に2枚挿し込み、100時間の長期録画にも対応した。

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 あおり運転や運転操作ミスなどによる事故は依然として多発しており、ドライバーの安全運転に対する意識は高まっている。多くのメーカーが機能を充実させた商品を販売しており、特に長時間録画や、撮影性能への意識が高くなっていると言う。

 DRV-MR870は、安全意識が高まるユーザーの声を反映し、長時間録画が可能となるよう、128GBのマイクロSDカードを2枚同時に挿し込める「microSDカードダブルスロット」を搭載。低フレームレート録画モードにすれば、最大約100時間の長時間録画が可能となる。

 また一般的なドライブレコーダーの保証期間は1年程度であるのに対し、本製品はケンウッドのドライブレコーダーの市販品としては初となる3年間長期保証も付与される。

 ドライブレコーダーとしての性能は、前後カメラにF1.6の明るいレンズを搭載し、クオリティの高い映像録画を可能とする。夜間もクリアに撮影できる高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載。トンネル出入り口の明暗差の大きい場所でも安定した録画ができる「HDR機能」なども搭載している。

 後方からのあおり運転に対応した、AIセンシングも搭載。後方からクルマが接近してリアカメラが捕捉すると、自動で追尾し、蛇行運転や急接近を繰り返すクルマが接近したことをドライバーに警告するとともに、録画映像の書き換えがされないフォルダーに自動的に移動させて保存する。

 この他、ドライバーをサポートする運転支援機能も搭載。前方衝突警報、車線逸脱警報、発進遅れ警報、後方接近警報、後方蛇行運転警報などにより、警告音や画像でドライバーに注意雄促す。

 新発売を記念し、10月25日まで、高耐久32GBのmicroSDカードとKENWOODオリジナル真空ステンレスボトルが付いてくる特別セットを、限定30台で予約販売している。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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